NO. 320 ロシアのウクライナ侵攻。・・・ウクライナにミサイル基地が建設されたら、モスクワの防衛は不可能。ロシアは、NATOとの戦争を覚悟してウクライナを奪還を決断した。この情勢を前提として、解決策を提案する。
2022.01.02
アメリカとロシアの戦争になったら、アメリカの同盟国である日本も無関係ではいられない。
バイデン・プーチン電話会談・・・プーチンは、最終的にはアメリカとの戦争を選択する宣言をしたと思う。私は誰も戦争の犠牲にさせたくない。
ウクライナにNATOのミサイル基地が建設されたら、モスクワの防衛は不可能。アメリカにとってのキューバ危機に等しい。
ウクライナはロシアから分離独立し、NATO加盟を要求する。NATO加盟が実現したら、ロシアは戦争を選択する。
NATOはウクライナの加盟を拒否し、ウクライナへの軍事支援わおこなう。NATOは代理戦争を選択した。
プーチンは、経済制裁は、修復不可能な事態を招くと宣言した。最終的にはアメリカとの戦争を選択する意志の宣言。
この状況におけるバイデン・プーチンの電話会談。バイデンは、NATOとウクライナの主権国家としての選択を尊重すると宣言した。
バイデンはウクライナにNATOのミサイル基地を建設しロシアを滅ぼす選択を支持した。
これは、戦争を前提とした交渉決裂の宣言に等しい。NATOがロシアと開戦したらアメリカは参戦する。
ロシアの目的はモスクワの防衛。その為の広大な国土の維持。経済的には極度の負担。これ以上の領土拡大は、ロシア経済の崩壊を招く。
僕は以下の条件でのウクライナのロシア復帰を提案します。
◯ウクライナは、 NATOのロシア侵攻を許さない。
○ウクライナは実質的な主権国家に等しい自治権と主権を所有する。
NATO軍もロシア軍もウクライナに入らないから、ロシアもヨーロッパも安全になる。ヨーロッパはロシアからの天然ガスの供給を受ける。
ウクライナはロシアとヨーロッパの交易の要衝として繁栄する。
ロシアと中国は利害が一致する。
中国は侵略を望まない。征服はコストが膨大で利益がない。中国は必要な全てを本土に建設できる。本土を拠点に全世界と交流して繁栄できる。
近接する日本は戦争中毒達の巣窟。台湾政府は、北京政府と権力闘争を続けている蒋介石の後継者達の政権。台湾か日本にミサイル基地が建設されたら、アメリカにおけるキューバ危機と同じ。だから中国は対抗する。
2021.12.08
ロシアのウクライナ侵攻。プーチン大統領は、ウクライナがNATOに加盟する事をロシアは許容できないと発言した。ウクライナにミサイル基地が建設されれば、ロシアはモスクワを防衛できない。
ウクライナはロシアから分離した。NATOに加盟したら、EUとウクライナによるロシアへの事実上の宣戦布告となる。
アメリカは、キューバへのミサイル基地建設により、ソビエトとの戦争を決断した。
ウクライナのNATO加盟、日本への米軍駐留は、中国とロシアにとって同じ意味を持つ。
アメリカの対中国政策により、ロシアは戦争を決断したのだろう。
アメリカの目的は、ロシアと中国に、戦争で勝利する事である。
その為には、ウイグルがイスラムテロリストの国家となる事も容認する。
中国のウイグル政策は、イスラムテロリストとの戦いである。アメリカはこの現実を無視して、人権弾圧にすり替えた。
アメリカは、ロシアと中国に戦争で勝利する為には、手段を選ばない。これが、ロシアの結論だろう。
アメリカは、ミャンマーの民主主義者である市民達を実質的に見捨て続けている。
東アジア諸国は、アメリカの行動を確認し続けている。
ロシアは、世界情勢分析を行った後で、行動計画を実行するだろう。
ロシアとインドは、現在までの経緯を前提として、軍事目的の首脳会談を選択する。
アメリカが経済制裁を選択したら、中国とロシアは協力を選択するだろう。
2021.12.20
中国、ロシア、インドは相互協力が彼らにとって最も利益となる。
彼らは広大な国土の統治の困難を知っている。
彼らは何が本当に必要かを理解する。
経済的利益を産まない領土や植民地の維持管理はコストが膨大。ロシアは千島の維持管理に膨大なコストを払っている。
大国が領土や植民地を手放さない理由は、これらの土地が侵略者の拠点となる可能性がある為だ。
広大な国土の統治の困難を経験する大国は、領土の拡大を望まない。
中国、ロシア、インドは、この3国がこれら理解を共有して居る事を理解する。
これら3国は、相手国が選択する行動により、その相手国を適切に評価し得る。この評価により行動を選択する。
民主主義サミットは、これら3国の連携実現の契機になる。
ロシアと中国にとって、アメリカという選択肢は消滅した。インドは、アメリカの最前線基地となる事を望まない。
これら3国は隣接する小国の価値を理解する。これら小国は、大国の抱える諸問題の調整役として機能してきた。
ロシアはウクライナ人を必要とする。ウクライナ人の誇りが尊重される事が鍵となる。
2021.12.30
ロシア軍のウクライナ侵攻。
バイデン大統領は、同盟国と協力して、クリミア併合時より強力な経済制裁を課するとロシアに伝えた。
ウクライナは、ロシアを選択するだろうと思う。
EUはウクライナのNATOへの加盟を拒否し続けた。ウクライナがNATOに加盟したら、EUとロシアの戦争になる。ウクライナにNATOのミサイル基地が建設されたら、ロシアは防御できない。ウクライナのNATO加盟は、EUのロシアへの戦争行為に等しい。
EU諸国は、ロシアに対する戦争挑発政策を続けている。EU諸国は、この目的の為にウクライナを利用している状態だろう。それにも関わらず、EUはウクライナのNATO加盟を認めない。
ウクライナは、EUとアメリカに絶望して、ロシアとの連携を選択するだろうと思う。
ロシアへの経済制裁は、ロシアとEU・アメリカとの軍事的緊張を高める。戦争になればウクライナが最大の犠牲を強いられる。
ウクライナは、ロシアとの連携の意思を宣言する必要があるだろう。
これ以上の領土拡大はロシアを経済的に崩壊させる事を、ロシア自身が理解している。広大な国土の殆どが、経済的なネックとなっている。しかしながら、国土の維持には膨大なコストが必要。
侵略を恐れる事がロシアの根本的な行動原理だろう。過去、広大な国土がロシアを侵略から救ってきた。
これ以上の領土拡大が無理なら、ロシアは、隣接地域との協力関係を模索するだろう。
2021.12.31
もし、ロシアが分裂したら、今のロシア全土に配備されている核ミサイルや、ウラジオストックの核ミサイル原潜は、誰の手に渡るだろうか?
ロシアにおける民主主義の健全な機能の結末は、ロシアの分裂だろう。
民主主義が健全に機能する条件は、その国家の全員が利益を共有する事。小国なら可能性がある。ヨーロッパの人々は、これを理解するだろう。
多種多様な人々の集合体である大国では、国家全体での利益の共有は事実上不可能だろう。
ロシアの人々がこれを理解するなら、利益を独占する事が行動原理となるだろう。
選挙による多数決で政策を決める民主主義では勝者が利益を独占する。
利益の奪い合いの為の死活の闘争が生起する。その帰結として分離独立は避けられなくなる。
ロシアの現政権が分裂を望まないなら選挙を支配しようとするだろう。
これが、今のロシアで起こっている事だろう。
今の野党が政権を握っても、同じ事をするだろう。
プーチン政権の目的は、モスクワの防衛だろう。その為には広大な国土を維持する必要がある。ロシアの全ての人々の同意を得る為には、強いロシアと経済の成功が必要なのだろう。
アメリカは、唯一の例外。アメリカは奇跡である。アメリカは、自分自身のこの特殊性を理解していない。
ロシアは広大な国土の統治の困難を知っている。何が必要なのかを理解する。
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