NO. 318 すみれさんへのメッセージ・・・世界宗教は、世界情勢を支配します。白人のプロテスタントとインド系移民が、アメリカ情勢の鍵です。
世界宗教は、世界情勢において最重要な要因と理解します。世界宗教は、最高の天才たちが生み出した。この世界の本質の奥底を理解する。
近代物理学の発想は、ヒンズー教と仏教の発想と同じです。
物質、空間、時間は本質ではない。法則が本質です。法則に従った現象が生起すると、現象が進行する為の場が要求される。その為に、物質、空間、時間が生起する。現象が終了すると、物質、空間、時間は消滅する。これらは本質ではない。泡沫です。これが「空。」です。そして、これが、「色即是空。」の意味です。
で、近代物理学は、キリスト教徒が生み出した。聖書の理念に知性を鍛えられたキリスト教徒(プロテスタント)が近代物理学を生み出した。
ヒンズー教や聖書は、天才を生み出します。これら宗教の理念に知性を鍛え抜かれるからです。
もう少しお付き合い願えますか?
アメリカの本質について説明しましょう。
そして、これから述べる事は、これがら世界情勢の鍵になる事を予感しています。
予定説は、プロテスタントにとって心の奥底からの恐怖(キリスト教信仰の基本は、神を恐怖する事です。)。この恐怖から解放させる事が、プロテスタントの人生の目的となる。
西欧社会の最高の知性の持ち主達は、衝動的に聖書の理念を論理的に否定しようとしてきたでしょう。その結果、その者は、見えざる神の御手に動かされている感覚に陥る事になる。そして、神を信じざるを得なくなる。
奇跡とは、神の力が働いた証拠。絶対に起こり得ない事が生起する事。宇宙の法則が変更された事であり、宇宙の法則の変更をなし得る事は、神のみがなし得る。
福音書には、ヨナのしるし(イエスの十字架による死からの復活)以外の奇蹟は絶対に人間には与えられないと記されている。即ち、宇宙の全ての事件は、宇宙の法則に従って進行する。人間は、科学的合理主義精神を要求される。
神の目的は宇宙の法則に従った現象の進行により実現される。神は天地創造の以前にこの目的設定をして、目的の為に天地を創造した。
最後の審判の時に、人類の殆どが永遠の死に定められ、一握りの者達だけが救済される。で、この誰が救済されるかを、神は天地創造の以前に既に決定している。これが予定説。
神の決定は、人間には絶対に変更不可能。そして、神の決定を知る事もまた、人間には絶対に不可能。
予定説は、神を恐れる者にとっては底無しの恐怖。予定説の恐怖から解放される事が、欧米のキリスト教徒達の行動原理となった。
カトリックは、予定説の恐怖を緩和させるように発達した。プロテスタントは、予定説を直視した。プロテスタント達は、全人格を支配される衝動に精神を駆動されて、聖書の記述の中に希望を探し続けた。
このことにより、プロテスタント達の知性は、聖書の理念により鍛え抜かれる事になった。
アメリカの白人のプロテスタント達は、人類最高の知性を獲得するに至った。しかし現在、インド系移民の知性が、白人のプロテスタント達の知性を凌駕していると思う。
ヒンズー教徒にとってカーストは、生まれながらに定められた運命であり、カーストの問題を解決する事がヒンズー教徒の人生の目的となる。その為にヒンズー教徒は、ヒンズー教の理念に知性を鍛え抜かれる。特に最下層のDalitは。差別される事は使命感を育みます。
最も差別されるDalitから、高潔な使命感で行動する天才が生まれるだろうと思っています。
ヒンズー教を生み出した天才は、この事を想定してカーストを設定したのでしょうか?
白人のプロテスタント達は、インド系移民に驚異を感じていると思います。歴史上初めて、アメリカの支配権を移民に奪われるかも知れない。
これが、現在のアメリカの分断の大きな要因だろうと僕は思います。
最後に一つ。アメリカが本当の危機に陥った時に、白人のプロテスタントから傑出した天才が生まれると思います。
白人のプロテスタント達は、予定説の恐怖を直視しない衝動に支配される。その為に、平穏な時代には、衝動的に聖書の直視を避けようとする。彼らの知性は、十分に鍛えられない。
しかし、「最後の審判。」を予感させる状況には、彼らは聖書に回帰するでしょう。
アメリカは、信仰の為に建国された国です。アメリカの滅びは、天地の滅びです。
アメリカが存亡の危機に陥った時に、白人のプロテスタント達から天才が生まれるだろうと思っています。
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