No.310 償還期限なし、利率ゼロの国債の、中央銀行による直接引き受け。政府は調達した資金で、国家プロジェクトを遂行する。 ・・・インフレ率が設定上限を超えた場合にのみ、この国債を償還する。
償還期限なし、利率ゼロの国債の、中央銀行による直接引き受け。政府は調達した資金で、国家プロジェクトを遂行する。 ・・・インフレ率が設定上限を超えた場合にのみ、この国債を償還する。 産業、そして経済の拡大。その為に、民間産業が行わないプロジェクトを国家が行う。その規模だけ、経済は拡大する。経済の規模に相応した通貨を社会に流通させる。 資金調達が適切なら、例えばNASAのプロジェクトは、全世界の全てを革命的に変革させる。 説明しましょう。 産業における生産は付加価値生産。付加価値は、商品の生産の際の、貨幣的価値のゼロからの創造。為された付加価値に対して、通貨が供給されなければならない。 商品が購入される事だけが、付加価値を決定する。 従って、国家プロジェクトが遂行される時点で、付加価値生産は決定する。商品が使われなかったら、単なる消費。例えばピラミッド建設は、巨大消費。古代エジプト経済を支えた。 ただし、付加価値生産が行われなくなった時、その規模の通貨を回収する。インフレ率が設定された上限を超えた時だけ、その国債を償還する。 この国家プロジェクトに税金を使う事は不適切。プロジェクトの規模だけ、民間事業は収縮する。マクロ経済学の基本だと思う。資産家達が国債を購入することも同じ。 コロナ不況克服の視点からの、人類の宇宙への移住プロジェクトの提案。・・・巨大な経済拡大の可能性が予想されます。 僕は、経済の規模を拡大する為に、国家プロジェクトを提案しました。産業における生産は、付加価値生産である。付加価値生産は、貨幣的価値のゼロからの創造である。創造された貨幣的価値に対して、通貨が供給されなければならない。中央銀行が新たに通貨を発行し、それを生産者に配達しても構わない。 ただ、問題に気がつきました。今まで行われていた付加価値生産が行われなくなったら、発行して供給した通貨を回収する必要がある。さもにくば、ハイパーインフレが生起する。 利率がゼロで無期限の国債の採用を提案します。その国債の購入者は、中央銀行に限定します。中央銀行は、インフレ率が設定された上限を超えたら、その国債の償還を政府に要求する。 「広大な宇宙のどこかで、人類の子孫の誰かが生存を継続する。」NASAは、この最終目的を設定しているはずです。しかし、資金規模の制約の為に、プロジェクトの発想を諦めているでしょう。 だ