NO.286 トランプ大統領へのメッセージ その24 ・・・アメリカ社会では、子供達は聖書を自分自身で解釈して成長してゆく。それが、アメリカ社会の伝統的な教育の方法である。僕は、そう聞きました。アメリカの実業家達は、神様を恐れる信仰(faith)を心の中に持つ。彼らは、本質的に革命家である。革命家は、イノベーションを実現させる。彼らは、世界経済と世界情勢を変革させ得る。 彼らは、ノブレスオブリッジ(Noblesse oblige)による使命感を動機としたプロジェクトを職業労働に設定するだろう。ノブレスオブリッジ(Noblesse oblige)の目的は、隣人愛の実践である。 僕は、この事を、何度でも繰り返しコメントする。 ファーウェイの目的は、中華(Zhonghua)の理想の実現だろう。彼らは、禁欲的プロテスタンティズムの職業倫理による制約からは自由である。現時点では、ファーウェイ は、GAFAが為し得ない事を為し得るかも知れない。しかし、禁欲的プロテスタントが、聖書の解釈を変更する事は有り得るだろう。
トランプ大統領のサイトへのメッセージ
アメリカ社会では、伝統的に、子供達は聖書を自分自身で解釈し続けて成長してゆくと、僕は聞きました。親が、子供達をそう教育する。アメリカ人の心の奥底には、神様を恐れる信仰(faith)が育まれると思います。
アメリカ人にとって神様の命令は絶対だろうと、僕は思います。
アメリカの資産家達は、禁欲的プロテスタンティズムの職業倫理に従って行動するでしょう。人は、職業労働に従事し、より大きな利益を獲得し、その利益を管理しなければならない。
アメリカの資産家達のこの行動原理が、結果として、貧富の格差を著しく拡大させた。その結果、全世界規模で貧困層が拡大した。
資産家達は、聖書の解釈を変更する可能性があると、僕は思う。人が職業労働に従事する事は、神様の命令であるが、利潤を追求する事は、そうでは無い可能性がある。人が隣人愛を実践する事は、神様の命令である。
ヨーロッパやアメリカには、ノブレスオブリッジ(Noblesse oblige)の伝統があると聞いています。ノブレスオブリッジ(Noblesse oblige)の目的は、隣人愛の実践でしょう。
資産家達は、ノブレスオブリッジ(Noblesse oblige)による使命感を動機としたプロジェクトを職業労働として設定するだろうと僕は思っています。
資産家達は、本質的に革命家だと思っています。彼らは、イノベーションを実現させたから、成功できた。彼らは、革命家だから、イノベーションを実現できた。
革命家は、世界情勢や世界経済を変革させるでしょう。そして、それまで解決困難だった問題を解決する。
例えば、コストが殆どゼロの強力なエネルギー源を、人類が獲得したとします。コストが殆どゼロの強力なエネルギー源は、産業の生産コストをゼロにします。商品の販売価格は、人件費に設定される。
企業は、人々を雇用して職業労働に従事させる義務を負う。人が、職業労働に従事する事が、神様の命令だからです。仮に、その企業の全ての業務をAIが行うようになっても、企業は、人々を職業労働に従事させなければならない。
産業は、利潤追求の制約から解放される。
革命家は、純粋にノブレスオブリッジ(Noblesse oblige)による使命感を動機とした職業労働に従事する。革命家は、世界情勢を変革させて、諸問題を克服する。
僕は、繰り返しコメントしてきた。このような事は、必ず実現すると確信しているからです。
前回のコメントで、僕は、資産家達は革命家でありイノベーションを実現させ得ると述べました。資産家達はキリスト教であり、ノブレスオブリッジ(Noblesse oblige)による使命感を動機とするプロジェクトを職業労働とする可能性があると、僕は述べました。
革命家達は、イノベーションを実現させて、世界情勢や世界経済を変革させ得ると思います。それにより、それまでは解決困難だった諸問題を、解決させるだろうと思います。
僕は、コストが殆どゼロの強力なエネルギー源は、産業の生産コストをゼロにすると述べました。その結果、企業は利潤追求の制約から解放される。人が職業労働に従事する事は、神様の命令である。だから企業は、人々を雇用して職業労働に従事する機会を提供する義務を負う。仮に、AIが、その企業の全ての業務を行うようになってもである。
ここで、イノベーションを実現させる為には、全人類が全ての意思と力を投入するに値する共通の目的設定が必要だと思っています。地球温暖化対策は、その目的とはなり得ないようです。
だから僕は、人類の宇宙(Universe)への移住を提案しました。目的は、人類の子孫の誰かが、広大な宇宙(Universe)のどこかで生き残り続ける事。
生物である人類は、種族保存を最優先の目的に設定するでしょう。地球上生命は、30億年間、生命をつなぎ続けてきた。人類の宇宙(Universe)への移住は、全人類が全ての意思と力を投入し得る共通の目的たり得ると僕は思っています。
神様が、この事をお許しになられるならばです。
人類の宇宙(Universe)への移住が全人類の共通の目的として設定されれば、革命家や現実の科学技術者達は、現実的なプロジェクトを構想し、実現させてゆくでしょう。彼らは、段階的に、この最終目的実現の為に克服されなければならない課題を克服してゆく。
僕は、コストが殆どゼロの強力なエネルギー源として、ブラックホールエンジンを提案しました。現実の科学技術者や革命家達は、本気でブラックホールエンジンを実現させる意思を持っているでしょう。しかし、それは、今直ちにでは無い。
彼らは、今、実現し得るプロジェクトを構想する。彼らは、今、実現し得るイノベーションを実現させる。彼らは、地球温暖化などの諸問題を解決し続けてゆく。
前回のコメントで、資産家達は、イノベーションを実現させて成功を勝ち取ったと僕は述べました。イノベーションを実現させる者は、革命家である。革命家は、世界経済や世界情勢を変革させ得る。
GAFAは、本来革命家であるはずです。にも関わらず、GAFAがファーウェイのデジタルネットワークに現時点で対抗できないとしたら、その原因は、GAFAの行動原理が大きな制約となっているだろうと思っています。
キリスト教社会の実業家達は、禁欲的プロテスタンティズムの職業倫理に従って行動する。しかしながら、禁欲的プロテスタンティズムは、行動の制約となるだろうと思っています。
人は職業労働に従事し、より多くの利益を獲得しなければならない。職業労働で得られた利益は、神様の栄光の証であると彼らは理解する。人は、より多くの利益を得なければならない。人は、得られた利益を管理しなければならない。即ち、資産家は、より大きな資産を形成させて、得られた資産を管理する義務を負う。経済は、市場原理に委ねられなければならない。政治は、ビジネスに介入してはならない。
中国には、この制約は無い。中国の人々は、中華(Zhonghua)の理想を実現させる義務を負う。中国には、政治とビジネスを峻別する義務はないでしょう。中国の政治は、政治の立場で中華(Zhonghua)の理想を実現させ、中国のビジネスは、ビジネスの立場で中華(Zhonghua)の理想を実現させる。両者は、効果的に連携する。両者は、中華(Zhonghua)の理想の実現のために、全ての行動を目的合理的に構成させる。
キリスト教社会の実業家達が、聖書の解釈を変更すれば、全てが根本的に変革されるでしょう。人が職業労働に従事する事は、神様の命令である。しかし、職業労働において利潤を追求する事は、義務とされない。
起業家達は、ノブレスオブリッジ(Noblesse oblige)による使命感を動機として、プロジェクトを、職業労働として設定させる事が可能となる。
起業家達は、成されねばならない目的の為に、イノベーションを実現させ、革命的変革を成し遂げる。
僕は、FacebookとGoogleの主要な収益源が、広告料収入であることに、ふと疑問を持ったのです。彼らの技術は、更に有効に活用されるべきでは無いのか?
僕は、彼らが広告料収入を収益源とする事の意味を考えてみました。
FacebookやGoogleが、一人一人のユーザーを理解して、そのユーザーに最適な商品を提供する事ができれば、価値は絶大ですね?
Googleの方針は、個々のユーザーを理解し、個々の商品を理解する事でしょう。ファーウェイ は、これを為し得るか?
革命家である実業家達が、使命感で設定した目的実現の為に、全ての行動を目的合理的に設定したら、何を為し得るでしょうか?
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