NO.255 テヘラン空港離陸直後のウクライナ旅客機が墜落した。・・・この記事は、このまま掲載しましょう。
テヘラン空港離陸直後のウクライナ旅客機が墜落した。
テヘラン空港離陸直後のウクライナ旅客機が墜落した。イスラム革命防衛隊(Islamic Revolutionary Guard Corps)が、誤って撃ち落としたと疑惑が持たれている。危機管理の視点から、この疑惑は正当である。誰もが本心では、事故だろうと思っている。テヘラン空港離陸直後の旅客機を、イスラム革命防衛隊は把握している。イスラム革命防衛隊は、この旅客機を誤射するほど、無能な軍隊ではない。誰もが、そう判断する。イスラム革命防衛隊は、それだけの実績を積み重ねてきた。
しかし、危機管理においては、最悪の事態を想定しなければならない。イラン国内で旅客機が墜落し場合、イラン軍が誤って打ち落とした可能性を想定する。これが、危機管理である。イラン政府は、イラン軍の誤射による墜落ではない事を証明する義務を負う。
領空内を航行する旅客機の航行の安全を保証する事は、主権国家の義務である。
予想される最悪の事態は誤射ではないと、僕は思う。この旅客機を、イランが意図的に撃墜した可能性である。イランがこの旅客機を、意図的に撃墜したのならば、イランは、巨大な代償を支払う事になる。この旅客機には、多くのイラン国民が搭乗していた。複数の国々の国籍の人々が搭乗していた。イランは、ウクライナをはじめ、複数の国々との関係が致命的に悪化する。
それにも関わらず、イランが、この旅客機を意図的に撃墜したのならば、イランには、相応の合理的な理由があった事を意味する。多くの国々に影響を及ぼす深刻な問題が存在している事を意味する。
この可能性は、非現実的なほど低い。しかし、この可能性を想定する事が、危機管理であると、僕は思っている。
イランのミサイルが、ウクライナ旅客機を誤射して撃墜した様子を撮影した映像が、公開された。
一つ疑問に思う。その映像の撮影者は一体誰なのだろうか?・・・ウクライナ旅客機が墜落する瞬間に、ウクライナ旅客機の方向に、そのカメラマンは、カメラを向けていた。
その映像が偶然に撮影されたものならば、プロのカメラマンでも、撮影が殆ど不可能な、奇跡的なスクープ映像なのでは無いのか?
撮影したカメラマンは、ウクライナ旅客機が、ミサイルで撃墜される時刻とポジションを事前に知っていて、撮影の準備をしていた。そう判断される。
ウクライナ旅客機の撃墜は、事前に計画されていたものであり、計画の詳細を、カメラマンは知っていた。
そうでなければ、その映像の撮影は不可能だっただろう。
撮影者は、イラン軍の人間では無い。イラン軍の人間が撮影した映像は、カナダ政府が入手する事は無かったはずだ。
イランに謀略工作を行なった者達が居たと言う事だろう。イラン国内からミサイルを発射して、飛行中の旅客機を撃墜する事ができる能力を持つ者達である。
アメリカのトランプ大統領か?・・・WOW!!・・・その旅客機には、イラン人82人、カナダ人63人、全乗員9人を含むウクライナ人11人、スウェーデン人10人、アフガニスタン人4人、ドイツ人3人が乗っていた。うち15人が子どもだった。
この謀略を行った者達は、これらの人々を平然と犠牲にする者達である。
今回の事件は、ホルムズ海峡でのタンカーテロとよく似ている。実行者は、高度な武力攻撃の技術を持っている者達で有り、露骨な謀略を仕掛ける者達である。
アメリカやカナダなどの国々は、事の真相を察しているだろう。そして、意図的に、イランによる誤射の疑惑を公表したのだろう。
そして、既に調査は、相当に進行しているだろう。
この謀略者は、ミスターKhameneiさんやイラン政府の人達の行動原理を利用するでしょう。皆さんは、アメリカのトランプ大統領に批難をされたら、真っ向批難の報復をします。
その結果、アメリカとイランの批難の連鎖は、際限なくエスカレートしてゆきます。
そして、アメリカとイランの対立は、どこまでも激化してゆきます。
この謀略者は、この事を利用するでしょう。
ミスタードナルドトランプ
僕は、あなたに感謝します。僕に、ここまでの発言の機会を与えてくれた人は、あなただけです。僕だけでは無い。あなたは、イランの人達に、彼らがあなたを批難できる場を提供しています。あなたは、全ての人々に対して、言論の自由の権利を守り抜いています。
あなたは、あなたに悪口(trash talk)を行った人を、特定する事ができるでしょう。しかし、あなたは、後になって、その人達に仕返しをする事を、絶対にしないでしょう。そんな事をしたら、あなたはミスター・ハメネイ(Khamenei)に、何を言われるかわかりません。あなたのプライドが、それを許さないでしょう。
僕は、あなたとミスター・ハメネイ(Khamenei)の批難の応酬を見ていると、似た者同士(two of a kind)が喧嘩(quarrel)になり、そのまま引っ込みがつかなくなったようにしか見えません。
あなたとミスター・ハメネイ(Khamenei)は、思い込んだら、それがストレートに、あなた方の言葉に出る。そして、言い出したら、絶対に撤回しない。
あなたとミスター・ハメネイ(Khamenei)は、間違いなく友人になれる。僕は、そう思います。
「あの者は心の中でどんな腹黒い企をしているかわからない。」そんな猜疑心を、僕は、一切抱く必要がないでしょう。
僕には、イランとアメリカが、似た者同士(two of a kind)に見えます。
一度言い出した主張を、絶対に曲げない。そして、発言と行動を一致させる。
ミスター・ハメネイ(Khamenei)とイランの人々は、発言と行動に、インテグリティーがある。このような人達を、本来、アメリカ人は最も尊敬し信頼する。そうでは、有りませんか?
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