NO.250 イランはアメリカと戦争に勝利する可能性はあるだろう。・・・しかし、その後に何が起こるのか?
イランとアメリカが戦争になったなら。
イランとアメリカが戦争になったなら、どちらが勝つか?アメリカが圧勝すると、誰もが予想するだろうと思う。僕も、そうです。
しかし、イランが勝つ可能性も、十分にあるとは思います。イランは、現在、世界台14位の軍事大国です。そして、イランは、アメリカと戦争をする準備を続けてきただろうと思います。イランは、アメリカに勝利するための準備を続けてきたのでしょう。
アメリカは、イランと戦争をする準備をしていなかったと思います。
第二次世界大戦当時の、日本とアメリカの関係と同じでしょう。
第二次世界大戦で、日本は、アメリカに勝利する事は可能だった。・・・しかし、その後何が起こっただろうか?
日本軍が、ハワイの真珠湾軍港の奇襲を成功させた時点で、日本はアメリカとの戦争で勝利できました。
日本軍が、更なる徹底反復攻撃を繰り返していたら、日本はアメリカに勝利していました。
日本軍は、二度の攻撃で、ハワイのアメリカ艦隊を全滅させた。この時点で、ハワイの軍事基地機能は健在でした。アメリカ海軍は、太平洋上での作戦行動が可能でした。
日本軍が、その後、反復攻撃を徹底させて、燃料タンクなどの軍事基地機能を破壊していたならば、アメリカ海軍は、半年以上、太平洋上での作戦行動が、完全に不能となった。
この半年の間に、日本海軍が、インド洋から中東を制圧したら、アメリカの同盟国は、ヒトラーのドイツに敗れていた。例えばイギリスは、オイルルートを完全に断たれ、戦争継続が不可能になった。
だから、日本軍が真珠湾軍港を徹底反復攻撃をして、ハワイの軍事基地機能を完全に破壊したならば、アメリカは、速やかな講和を求めていたでしょう。アメリカの多くの軍人達が、そう発言していたと聞きました。
しかし、本当の戦争は、そこから始まる事になっていたでしょう。
アメリカは、アメリカに勝利した敵を、絶対に許さないだろう。
アメリカは、建国の父達が、共同の目的の為に建国した国です。アメリカは、設定された目的を達成する為に建国された国です。
このアメリカのイデオロギーは、今も受け継がれ続けているはずです。
第二次世界大戦の直前まで、戦争をする事は、アメリカの目的ではなかった。だから、アメリカは、戦争の準備をしていなかった。日本は、戦争の準備をしていた。
だから日本は、戦争開始から暫くの間は、勝ち続ける事ができた。
しかし、日本がハワイ奇襲を行った事により、アメリカの目的は、戦争に勝利する事になりました。
仮に、日本がハワイでの反復攻撃を徹底させて、アメリカとの早期の講和が実現していても、アメリカは、復讐戦を意図したでしょう。
現実の第二次世界大戦後の70年間は、日本にとって平和な時代でした。しかし、日本がハワイへの反復攻撃を徹底させていたならば、この70年間は、アメリカが日本との復讐戦を戦う、戦争の時代となっていたでしょう。
日本にとっては、悪夢の時代となったでしょう。アメリカが、日本との復讐戦に勝利する為に、全ての意思と力を、目的合理的に投入し続ける70年間となったはずです。
アメリカは、第二次世界大戦直前のアメリカとは、比較を絶する軍事大国に、成長を遂げ続けていったでしょう。
イランとアメリカの戦争についても、同じ事が言えるでしょう。仮に、今回、イランとアメリカが戦争となり、イランが勝利したとしましょう。
イランの勝利が、本当の戦争の始まりとなるでしょう。
例えば、GAFAをはじめとするアメリカの巨人企業は、ビジネスで利益を得る事を行動目的としてきました。
これらアメリカの巨人企業の行動目的は、イランとの復讐戦で勝利する事に、目的変更されます。
イランは、現時点でのアメリカとは、比較を絶する軍事超大国と化したアメリカと、最終戦争を戦う事になるのです。
イランは、アメリカとの戦争を回避する事に、あらゆる手段を講ずるべきです。
ただし、イランがアメリカとの戦争をジハードと認識しているのならば、イランを止める事は、難しいでしょう。
ジハードで死んだ人は、天国にゆきます。イランは、アメリカとのジハードで死ぬ事を覚悟しているでしょう。
イランが滅びた跡の土地には、第二のイスラム国が誕生するでしょう。
僕はイランが、友人達の為に、戦争を回避する事を希望します。
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