NO.248 イランの革命防衛隊(Islamic Revolutionary Guard Corps)のカセム・ソレイマニ(Qasem Soleimani)司令官が殺害された。 ・・・イランに提言します。イランは、可能な限り長い時間、戦争開始を遅らせるべきです。戦争を始めてしまった時点で、イランの負けです。
カセム・ソレイマニ(Qasem Soleimani)司令官が何を行なっていたのかを僕は知りません。アメリカのトランプ大統領の、本当の目的を僕は知りません。
アメリカとイランの、どちらが正しくて、どちらが正しくないかを問題にする意思は、僕には全くありません。僕は、問題を解決する為の提案をしましょう。イランは、戦争開始を、可能な限り長時間、遅らせるべきです。イランが戦争を始めてしまったら、イランの負けです。
アメリカによるカセム・ソレイマニ(Qasem Soleimani)司令官の殺害により、ホルムズ海峡海域は、極度の軍事的緊張が高まるでしょう。この海域のタンカーの航行が不可能になるでしょう。全世界の多くの国々への、中東からの石油の供給が停止し続けるでしょう。
全世界の多くの国々が、当事者として、この問題に関与しなければならなくなる。
例えば日本の場合、半年間、中東からの石油の供給が途絶えたら、日本経済は大打撃を受けます。そして、安倍政権は崩壊します。
中国とロシアは、積極的に、この問題に関与するでしょう。これら両国は、アメリカに意思を主張できる大国です。
中国とロシアの意思は、イランを失わない事です。これら両国は、問題の解決策を見つけ出すことができるでしょう。これら両国には、時間が必要です。時間が経過するほど、これら両国は、情勢を自分達に有利に誘導する事ができます。
イランが戦争を始めてしまったら、イランの負けです。
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