NO.245 自衛隊のペルシャ湾外への派遣は、想定外の事態が生起する事を、日本は覚悟すべきだろう。 ・・・何が「最悪の事態。」になるのか、現時点では予想できないだろう。
自衛隊の護衛艦の、1年間のペルシャ湾外への派遣
日本の自衛隊の護衛艦が、1年間、ペルシャ湾外に派遣される。目的は、調査の為だとの事。興味深いです。この自衛隊の派遣は、日本が過去に一度も行った事が無かった行動です。日本は、過去に経験をした事がなかったことを、経験することになります。
想定外の事態が、繰り返されるでしょう。
日本は、有志連合(Coalition of the willing)に参加しない事を選択した。この前提において、日本は、自衛隊を派遣するエリア周辺の国々に、協力を要請している。
日本は経済大国でから、これらの国々は、現時点では、日本に協力する事で、日本に合意するだろう。しかしながら、これらの国々は、日本に協力することに、大きな危機感を抱いているだろう。
これらの国々は、アメリカと有志連合(Coalition of the willing)を信頼する。日本が有志連合(Coalition of the willing)に参加しているのならば、これらの国々は、有志連合(Coalition of the willing)の一員としての日本に協力する。
有志連合(Coalition of the willing)に参加していない日本が、単独で、自衛隊を中東に派遣する。このエリアの者達は、この事を前提として、自衛隊に対する対応を決めるだろう。
この者達は、有志連合(Coalition of the willing)に対しては実行しない様々な行動を、自衛隊に対しては実行する。そのような事が起こり得るだろう。
現在は、自衛隊に協力を約束している国々は、このことに対して、大きな危機感を抱いているだろう。
何かのアクシデントが生起したら、自衛隊への協力を約束している国々は、意思を変更するだろう。
これらの国々は、有志連合(Coalition of the willing)に参加しない日本により派遣された自衛隊を、アクシデントの根元であると認識しているだろうと思う。
これらの国々は、自衛隊が原因となるアクシデントによる被害が、自分達に波及しない事を最優先とする行動を選択するだろう。
有志連合(Coalition of the willing)に参加しない日本が派遣した自衛隊は、何が生起するか全く想定できない非常事態を引き起こすことになる。
日本が対応を誤れば、破局に終わる事になるでしょう。
有志連合(Coalition of the willing)に参加しない日本による自衛隊の派遣により、国際社会の国々の、日本に対する本当の評価が明らかになる。
日本が政治的に有能であり日本の選択が常に適切だったならば、国際社会の国々は、日本を評価し、日本を信頼しているだろう。
この場合には、日本が有志連合(Coalition of the willing)に参加しない事に対しても、日本が中東に自衛隊を派遣することに対しても、国際社会の国々は、日本の選択を信頼するだろう。
「仮に何かのアクシデントが生起しても、日本は適切に対処するだろう。」日本が協力を要請した国々も、日本を信頼するだろう。
安倍政権が繰り返してきた外交が、国際社会の国々に審査され続けてきたはずです。
国際社会の国々による安倍外交に対する審査の結果は、既に定まっているでしょう。
国際社会は、有志連合(Coalition of the willing)に参加しない日本による自衛隊の中東派遣に対して、この安倍外交に対する審査結果を根拠に、対応を決めるでしょう。
安倍総理は、他の国々の人達が、彼をどう審査し続けてきたか、少しは理解しているのでしょうか?彼は、全く理解していないでしょう。
彼は、常に独りよがり(self-satisfied)でした。
彼は、平穏な情勢にしか関わる事がなかった。彼が関係した人々は、自分自身の本心を彼に発言する必要はなかった。彼が関係した人々は、彼をやり過ごせば、それで問題なかった。
有志連合(Coalition of the willing)に参加しない日本が中東に自衛隊を派遣する事により、国際社会の人々の、安倍政権に対する本当の評価が明らかになるでしょう。
有志連合(Coalition of the willing)に参加しない日本が中東に自衛隊を派遣する事は、日本にとって自殺行為になるだろうと、僕は、思います。
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