NO.229 イギリス保守党が選挙で圧勝した
イギリスのEUからの離脱を、イギリス人が支持をした。
イギリスの多くの人々が、イギリスがEUの一員であることを拒否しました。イギリスの人々にとって、EUは身近な存在です。日本にいる僕と違い、EUの実情はよくわかるのでしょう。
EUは、深刻な問題を抱えているのかも知れません。イギリスは、EUの一員でした。EU内部の問題を、身近な問題として、経験してきたのかも知れません。
EUは、連邦国家ではありません。数多くの国家が集まっていますが、連邦国家としては統一されていません。ドイツやフランスは、大国かも知れませんが、EUには超大国は存在しません。
EUは、小国としての視点しか持ち合わせては居ないのでしょう。小国にできる事は、自国の利益を主張する事です。そして、大国と強調する事です。小国には、巨大な情勢を主導する事はできない。
EUには、EU全土に責任を負う統一政府は存在していないのでしょう。だからEUは、EU内部の問題を何も解決できない。イギリスは、EUの一員であり続ける利益を認識できないのでしょう。EUは、イギリスを引き止める事ができなかった。
イギリスがEUの一員である事が、イギリスの利益になる。イギリスの人々がそう判断すれば、イギリスはEUから離脱はしなかったでしょう。イギリスは、EUの一員であることを、誇りにしたでしょう。
EUに連邦政府がなく、EU内部の問題を解決できない為に、EUに残留する人々は、今後も、様々な課題に直面する事になるでしょう。EUに残留する人々は、今後も、これらの課題から逃れる事ができない。
イギリスがEUから離脱したら、何が起こるか?
現在、北アイルランド、スコットランド、ウェールズの分離独立問題が提起されています。
仮に、これら地域とイギリスとの間に武力衝突が起こったら、EUは解決できるでしょうか?これら地方は、元々EUのメンバーでした。これら地方は、EUに残留する為に分離独立するのでしょうから。EUは、EUのメンバーに対する責任を果たすことができるのでしょうか?
EUの、こうした問題の対応により、EUは何もできない事が露呈するかも知れません。
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