NO.212 スンニ派(Sunni Islam)とシーア派(Shia Islam)に対する考察 イスラム教の本質を考察しよう。
世界情勢の諸問題。イスラム教が解決の鍵なんだよな?
全世界の助けを求める弱者達が、イスラム教に集まってきているんじゃ無いかな?だから、イスラム教徒達に武力紛争が起こる。
イスラム教の武装集団が使っている武器は、ロシアを含めたキリスト教社会の者達が作っている。イスラム教の武装集団に、中国製の武器は現時点では渡っていないだろう。トラブルが起こらない限り、中国製武器は中国外の人達の手には渡らないだろうと、僕は思う。
世界情勢には様々な問題があって、弱者がその諸問題に巻き込まれる事が多いのかも知れない。
従って、必然的にイスラム教が、それら諸問題の解決の鍵になる事が多いのかも知れない。
イスラム教徒の人達の協力を得られたら、諸問題の解決に極めて有益だろう。
スンニ派(Sunni Islam)とシーア派(Shia Islam)ついて、日本語版のWilipdiaで調べてみました。
僕は、イスラム教について考察してきましたが、概ね適切だったみたい。過去の記事、参照してください。
コーラン(Quran)を解釈して、アッラーの戒めを実行をしようとする事は同じです。ただ、誰が責任を持って解釈するかが、両者の差のようです。
コーラン(Quran)の解釈は、ムハンマドの時代から、イスラム教徒達はとても苦労していたようです。
コーラン(Quran)の記述は、全て抽象的な内容です。イスラム教徒は、それを、目の前の現実の状況に当てはめて解釈しようとする。
コーラン(Quran)の記述は、天国にある石板に、アッラーが刻んだ文字です。ムハンマドは天国に行って、その石板の文字を読んだ。天国から帰ったムハンマドは、その石板に書かれていた内容を思い出して周囲の人達に伝えて、周囲の人達が記録したものがコーラン(Quran)です。ムハンマドは、字を書けなかったらしい。
イスラム教では、ムハンマドをはじめ、全ての宗教指導者や預言者は、普通の人間です。その普通の人間が、抽象的な記述のコーランを目の前の現実の事例に当てはめて解釈する。
イスラム教における預言者は、コーラン(Quran)を読んで、その者自身で解釈をする人です。
アッラーは、未来の全てを知っている。天国の石版には、未来の事も記されている。従って、コーラン(Quran)は預言である。そして、コーラン(Quran)を解釈して書かれたイスラム法や聖典も、預言である。
ここで、聖典とイスラム法は、全く同じかも知れない。
僕は今まで、こんな考察をしていました。シーア派(Shia Islam)の記事とスンニ派(Sunni Islam)の記事を読んだら、僕の今までの考察のように考えたら、説明できそうでした。
スンニ派(Sunni Islam)
ムハンマドと彼の仲間達のグループが、イスラム教の団体になりました。ムハンマドが生きている間は、グループの人達は、ムハンマドにコーラン(Quran)の解釈を託していた。
ムハンマドが死んだ後は、グループの全員で相談して、解釈を決めた。多数派の意見に集約された内容を、解釈としたようです。
シーア派(Shia Islam)
Wikipediaの記事から抜粋します。
7世紀のカリフであったアリー[1]とその子孫のみが、預言者の代理たる資格を持ち、「イスラム共同体(ウンマ))」の「指導者(イマーム)」の職務を後継する権利を持つと主張する。
アリーは、ムハンマドの養子だったらしい。アリーと彼の子孫達に、コーラン(Quran)の解釈を任せたのでしょう。
イスラム教が、他宗派に分かれた理由。
コーラン(Quran)を解釈して、現実の局面に当てはめる事が、とても難しかったと言う事でしょう。
コーラン(Quran)の内容は、抽象的です。言い換えると、どのようにでも解釈できる可能性がある。どのようにすれば適切に解釈ができるのかについて、意見が分かれていったのでしょう。
ムハンマドの解釈は、聖典にまとめられた。イスラム教徒達が、ムハンマドの解釈に頼ったのでしょう。すべての聖典は、イスラム教徒達が解釈を託した人達の解釈をまとめたものなのでしょう。
ムハンマドは、目の前の現実を見て、コーラン(Quran)を解釈した。時代が変わって社会が変われば、コーラン(Quran)の解釈は、ムハンマドによるものと同じでなければならない理由は、全くないでしょう。
アッラーは、未来の全てを知っている状態で、石板の文字を刻んだ。その時代のその社会を見て、コーラン(Quran)を解釈する事が適切でないと判断すべき理由は何もないだろうと考る事が、僕は自然だと思います。
コーラン(Quran)の記述の未来に関する部分は、未来のその時になるまで、誰も理解できないでしょう。言い換えるなら、預言の意味は、その預言が実現するまでは、誰も理解できない。
イスラム法に、預言の記述をした人は、何も理解できない状態で、その部分の記述を行なった。
全てのイスラム教徒が意思合意する可能性。
イスラム法における、ある予言について、全てのイスラム教徒が目の前の現実を見て、同じ結論に至る可能性があると思います。
僕は、ダールアルイスラーム(Dar al-Isram)の建設について言及してきましたから、ここでもダールアルイスラーム(Dar al-Isram)を採り上げます。
全てのイスラム教徒が、目の前の現実を見て「イスラム法で預言されていたダールアルイスラーム(Dar al-Isram)は、これの事だったんだ。」と判断したら、全ての宗派の全てのイスラム教徒が統一した預言の解釈に合意することになります。
こうした可能性が期待できるだろうと、僕は、思っています。
僕のブログ記事を、一人でも多くのイスラム教徒の人達が読んで、僕の記事を判断する事を期待しましょう。
イスラム教徒は、今まで、コーラン(Quran)や聖典の解釈を、膨大な回数、繰り返してきた人達です。その人達の判断に託しましょう。
TOP記事
コメント
コメントを投稿