NO.208 拝啓 習近平閣下 2 ウィグル民族に関する追伸
ウィグル民族はイスラム教徒です。イスラム社会が見ています。
中国は、以前は国内情勢だけに関心を持っていたでしょう。現在は世界第二位の経済大国となり、世界全体の情勢の中で、生きてゆかなければならなくなった。
以下、まず、過去のブログ記事の内容を要約したものを述べます。Bloggerのシステムは、内容の重複を適切でないと判断します。以下は重複内容ですから、出典である過去記事をリンクします。
Lady MさんへのMessage
中国政府によるウィグル族弾圧のニュースを日本でも見ます。日本のマスメディアは、中国を敵視して利益を得ています。日本のニュースからは、正しい事は、我々には伝わらないでしょう。
ただ、中国政府によるウィグル族弾圧の疑惑は、他の国々でも抱いています。国連は、ウィグルに監視団を派遣しようとしています。
イスラム諸国も、同じ疑惑を抱くでしょう。イスラム諸国は、中国がイスラム教の弾圧者であるとの疑惑を抱くかも知れません。
一帯一路は、イスラム諸国の参加を必要としているでしょう。中国は、イスラム教の弾圧者で無い事を、イスラム諸国に対して、証明する必要があると思います。
中国政府は、ウィグル族をテロリストと認識しているでしょう。そのような事例が、実在していたのでしょう。
しかし、ウィグル族がテロ行為を一切行わなくなる可能性は、十分にあります。ウィグルのイスラム教徒が、コーランの解釈を変更するだろうからです。このメッセージの最後で説明します。
中国は、宗教に対する方針を変えるでしょう。
中国は、以前は国内情勢だけに関心を持っていたでしょう。現在は世界第二位の経済大国となり、世界全体の情勢の中で、生きてゆかなければならなくなった。
宗教は、中国共産党政権に反対する者達に利用されていたでしょう。だから、中国政府は、宗教を弾圧することもあったのでしょう。
宗教団体が、中国政府に対するクーデターを行う目的で宗教の教義を利用したら、中国政府は対抗措置を行うでしょう。
中国政府は、統治責任を果たす事だけしか考えていないでしょう。
僕は、そう考えています。
中国政府は、宗教との共存を必要とするでしょう。世界各国との共存の為にです。
中国政府は、統治責任を果たす為に、宗教との共存を選択するだろうと思います。一帯一路は、世界の様々な宗教国家の参加を、必要とするでしょう。
中国政府は、宗教団体に対して、中国政府に協力する事を条件に、その宗教団体を保護するでしょう。
そして、僕はこの提案を行います。僕が提案を行わなくても、中国政府は、僕が提案する施策を実行するかも知れません。また、中国政府は、全く別の選択をするかも知れません。
ウィグル自治区の分離独立回避に協力します。
ウィグル族の人口は、2000万人程度と聞きしまた。ウィグル自治区のエリアは、2000万人に対して広大すぎる。
ウィグル族は、過去に二回独立しました。しかし、いずれも短命な国家でした。ウィグル族には、分離独立は無理です。ウイグル族が分離独立しても政権は短命でしょう。政権崩壊後は、ウィグルのエリアは紛争地帯になるでしょう。
ウィグルは、ロシアの傀儡政権になる事を選択するかも知れない。ロシアと中国の戦争になります。
漢民族は、10億人以上です。ウィグルのエリアに入植する事は、自然の経緯でしょう。
ウィグル族が中国政府と共存する事が、ベストの選択だと思います。
ウィグル族は、イスラム教徒です。全世界のイスラム教徒と、ウィグル族は、コミュニケーションをできる。
ロシアには、複数のイスラム教徒の共和国がある。ウィグル族は、これらロシア国内のイスラム教徒の共和国とのコミュニケーションの窓口になる。
ロシアの一帯一路への参加は、中国とロシアの双方にとって、巨大な利益となるだろうと僕は思っています。
その事を考察した僕の記事です。僕は、中国政府と同じ事を判断しているだろうと思っています。
ウィグルと中国の協力関係が成立することにより、ロシアの一帯一路への参加が可能となる。
ウィグル族は、中国政府にとって、大きな利用価値がある。ロシアがウィグル族に提供する利益以上の利益を、中国政府がウィグル族に提供するだけの価値がある。
現時点では、中国経済はロシア経済よりも強力です。中国政府は、ロシアが提供する以上の利益を、ウィグルに提供するでしょう。
僕は、そう思います。
イスラム教徒は、コーランの解釈を修正する可能性があると思います。
以下、まず、過去のブログ記事の内容を要約したものを述べます。Bloggerのシステムは、内容の重複を適切でないと判断します。以下は重複内容ですから、出典である過去記事をリンクします。
イスラム教徒にとって、真実は、コーランの記述です。しかし、人間は、コーランを正しく解釈できない事をイスラム教は、前提としています。
だから、イスラム教の教義では、その人がコーランを解釈してその解釈を実行したら、アッラーの命令は守られたと見なされるだろうと思います。
人間は、アッラーの真理を理解できない。だから、人間がコーランを正しく解釈する事を、イスラム教は最初から要求しない。
こう考えると、イスラム教徒達の様々な行動を、我々は理解できると思います。
コーランは、アッラーの言葉です。アッラー自身が石板に刻んだ言葉を、ムハンマドが読んで、それを書物にしたものがコーランです。
アッラーは、未来の全てを知っている。従って、コーランには未来のことも記述されているでしょう。
従って、コーランは預言です。コーランを解釈して制定されたイスラム法も預言です。
アッラーの預言は、実現するまで人間には理解できない。
イスラム法には、ジハードの記述があります。ジハードは、ダールアルイスラームを建設するための努力です。イスラム原理主義者など、多くのイスラム教徒は、ジハードを聖戦と解釈した。
現在までのイスラム教徒は、ダールアルイスラーム(Dar al-Isram)が実現しているかどうかも判断できない。
しかし、ダールアルイスラーム(Dar al-Isram)が実現したら、その事をイスラム教徒は、理解するでしょう。そして、その時に、イスラム教徒は、ジハードの本当の意味を知るでしょう。
重要な事は、イスラム教徒が、コーランやイスラム法が、アッラーの預言である事を信じるだろう事です。
イスラム教徒は、現在まで、アッラーの預言の本質について、僕が知る以上の事を知る事はなかったでしょう。それが、イスラム教の本質でしょう。
ジハードで死んだイスラム教徒は、天国にゆきます。イスラム教徒は、天国にゆく為に、ジハードを行います。イスラム原理主義者は、自爆テロをジハードと解釈したから、天国にゆく為に自爆テロを実行します。
だから、ジハードが平和的な方法である事を知ったなら、イスラム原理主義者達は、自爆テロを行わなくなるでしょう。
重要な事は、イスラム教徒がそう判断するだろうと想定される事です。
ダールアルイスラーム(Dar al-Isram) は、戦争のない世界です。ダールアルイスラーム(Dar al-Isram) の目的が、一帯一路が実現することと共通であれば、両者は共存できるでしょう。
イスラム社会における主権と、今の国際社会における修験とが、同じとは限りません。
ダールアルイスラーム(Dar al-Isram)との共存は、中国にとって検討する価値はあるだろうと僕は思います。
だから僕は、この提案をします。
敬具
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