NO.196 韓国と北朝鮮の民族統合には、世界情勢の環境が整うことが必要でしょう。
韓国のGSOMIAの破棄。韓国が、初めてアメリカに遠慮する事をやめて、韓国自身の意思決定をした。
この事は、第二次世界大戦後、韓国は初めて自主独立の意思を持った事を意味すると思います。
GSOMIAの破棄の決定自体が適切か否かは重要じゃ無い。韓国が自主独立の意思を持ったことが重要です。
この記事を書いている時に、韓国がGSOMIAの破棄の停止を決定したニュースが放送されました。
韓国は自主独立の意思により、この決定をしたのでしょう。アメリカ上院で、韓国にGSOMIAを継続する要望を行う決議がなされました。
韓国は、この決議に、敬意をもって応じたのでしょう。
韓国は、今回はGSOMIAの継続を決定した。しかし、未来においては、韓国はGSOMIAの破棄に踏み切る事も有り得る。これが、今回の韓国の意思決定でしょう。
韓国が自主独立の意思を持った事により、韓国は、国際社会の国々にとって、信頼できるパートナーとなった。
第二次世界大戦直後、アジアの人々は、こう発言した。
「我々は日本を赦す。日本もまた、戦争の犠牲者なのだから。」
この発言に対して、僕は、こう思います。
「我々は、何があっても、この人達を失うわけにはいかない。」
韓国と北朝鮮は、同じ民族の同胞です。殺しあっちゃ駄目なんだ。
北朝鮮は、アメリカと韓国の軍事演習に抗議します。韓国が北朝鮮を敵国と見做している事に対する抗議なのでしょう。
北朝鮮は、韓国を同胞と思っているのでしょう。
朝鮮民族の統合を、必ず実現させなければならないでしょう。
アメリカは、韓国にとって大切な同盟国です。アメリカの支持が得られる解決策を、見つけ出す必要があります。
朝鮮民族統合の為には、世界情勢の環境が整う事が必要でしょう。
以下は、仮のケースです。
中国が構想している一帯一路(Belt and Road)にロシアが参加する事。
これにより、中国経済とロシア経済は、統合された経済圏となります。
中国とロシアが、この統合経済圏から利益を得る為には、世界情勢の平和的安定が必要となります。
世界情勢の平和的安定が、中国とロシアの基本方針となる。他の国々は、この事を理解するでしょう。
今までは、中国やロシアが、「我々は平和を望む。」と発言しても、他の国々は警戒していたでしょう。
中国とロシアが戦争国家になれば、他の国々は一帯一路(Belt and Road)に参加しない。
従って、中国とロシアは、常に自分達が平和主義である事を証明し続ける事になる。
他の国々は、これを信頼する。
仮に、サウジアラビアの国営企業のサウジアラムコが、ダールアルイスラーム(Dar al-Isram)を建設したとします。
ダールアルイスラーム(Dar al-Isram)は、ロシアが参加した一帯一路(Belt and Road)と統合経済圏を形成するでしょう。
ダールアルイスラーム(Dar al-Isram)の建設は、イスラム教の目的です。ダールアルイスラーム(Dar al-Isram)は、戦争のない世界です。
ダールアルイスラーム(Dar al-Isram)の理念は、イスラム教の理念です。国際社会に説得力を持つでしょう。
世界情勢の環境が整わなければ、北朝鮮は、国際社会を信頼しないでしょう。
北朝鮮は、完全に孤立したら生きてゆけない。北朝鮮は、ロシアと中国から見放されたら生きてゆけない。北朝鮮は、この事を理解する。
世界情勢に平和的安定が要求される事が理解されるなら、北朝鮮は、これを信頼するでしょう。
北朝鮮は、韓国がアメリカを同盟国として必要としている事を知っているでしょう。だから、北朝鮮は、韓国を信頼する事ができない。
北朝鮮が韓国を信頼する為には、世界情勢の中に環境が整う事が必要でしょう。
朝鮮民族の統合だけが、全ての北朝鮮問題を根本的に解決する。
朝鮮民族の統合の方法を、これから模索しなければなりませんね?
北朝鮮と韓国をテーマにしたブログ記事です。徴用工裁判に関しての韓国の日本に対する不信が、今回のGSOMIAの停止の動機になったと思います。
僕は、徴用工裁判における日本政府の主張を支持しません。日本は、自らを破局に陥らせるでしょう。
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