NO.170 キリスト教の原理 その1 奇跡について など。


キリスト教の正統性の起源は新約聖書


僕は、僕自身で新約聖書を解釈して、考察を進めてゆく事にしましょう。
最初に宣言します。あくまでも僕自身の解釈です。他の人々は、その人自身で解釈を行うべきと思います。

ルターやカルヴァンも、神様では無いでしょう。彼らには、イエスのように聖霊が宿っていたのでしょうか?聖霊の言葉を、彼らは人々に述べ伝えていたのでしょうか?
そうであったとしても、僕にはわかりません。僕は、今まで、彼らは僕と同じように一人の人間で、彼ら自身が聖書を解釈して、人々に伝えていたと思って、疑いませんでした。

僕が、そのように判断すべきでない根拠は見つかりません。彼らは、彼ら自身で聖書を解釈して、人々に伝えていたのだろうと、僕は理解する事にします。

宗教指導者も人間です。宗教指導者も、間違った解釈を行うかもしれません。この点は、重要です。
偉大な宗教指導者の聖書の解釈を、無条件に正しいと、盲目的に信じる事は適切では無いと、僕は思います。

クリスチャンである人は、各自が、自分自身で聖書を解釈する事が、適切なスタンスだろうと思います。
アメリカのプロテスタントの家庭では、子供達が、自分自身で聖書を解釈して育ちます。小室直樹先生が、そう指摘した。

僕は、過去の宗教指導者達の解釈に、疑問を持つケースは多いだろうと思っています。

キリスト教原理主義のイデオロギーも、時の経過により変化してきているだろうと思っています。


神様の計画は、大宇宙の法則に従った現象の進行により、成就する。


奇跡について。


出発点として、奇跡について言及します。奇跡の概念は、先人の誰かが聖書を解釈して、論理的に結論を出したのでしょう。僕は、これを出発点にします。

小室直樹先生が、1970年代に執筆したアメリカの逆襲で指摘していました。

奇跡とは、決して生起しない現象が生起する事です。神様は、天地を創造した。神様が天地の法則を創造した。
決して生起し得ない現象が生起した事は、天地の法則が変更された事である。
創造者である神様だけが天地の法則の変更を為し得る。
従って奇跡とは、神様の力が働いた証拠である。

敬虔なクリスチャンであっても、奇跡が起こったことを信じる事は難しいと、小室直樹先生は指摘しました。

ある科学者は、こう発言した。「科学とは、不完全な帰納法である。だから科学に反する現象が起こっても不思議ではない。」

別の科学者は、こう発言した。「私は、自然法則は絶対だと思う。その絶対である自然法則を蹂躙するから奇跡なのだ。そうでなければ、それは自然法則の一環であって、奇跡でも何でもない。」

アメリカでは、「神の存在問題(Existence of God)。」に関して、大勢の科学者達が葛藤を続けてきたようです。

奇跡の概念は重要ですね?

魔王の魔力がどんなに強大でも、神様の力では無い。魔王の魔力は、大宇宙の法則の一環です。従って、魔王の魔力は、科学で対決が可能です。
この事は、クリスチャンである科学者にとって、切実な問題と思います。
「神様だけを恐れなさい。」と聖書は人間に命じます。
神様の許しが無ければ、どんな魔王も、小さき一人の者に何もできない。これは、神様の栄光です。
誰でも、魔王は恐ろしい。しかし、神様は、もっと恐ろしい。神様よりも魔王を恐れる事は、不信仰の証でしょう。
「試みに合わせてはならない。」日本語版の聖書には、このように記載されています。Google翻訳で、適切に翻訳されているかはわかりません。

キリスト教の信仰の原点は、神様を恐れる事であると、僕は解釈しています。この事だけは、述べておきましょう。


ヨナの奇跡以外の奇跡は、決して与えられない。


で、僕が一つ指摘します。

「人間に、奇跡は決して与えられる事はない。」聖書は、そう解釈されると思います。
日本語版の新約聖書の福音書に、次の記述があります。
「邪悪で不義な時代はしるしを求める。しかし、ヨナのしるしの他は決して与えられることがないであろう。」

「宇宙の法則の変更は、一切無い。」神様がそう宣言したと理解します。

神様は、神様の御計画の為に、天地を創造した。神様のこの御計画は、大宇宙の法則の法則に従った現象の進行により成就する事になります。
神様は、そのように天地を創造したのでしょう。
全ては、天地の創造の以前に、予定されていたと解釈されます。

更に一つ、指摘をします。

神様は、神の実在の証拠を人間が知ることを、お許しにはならない。

「見ないで信じなさい。」という原則を、神様は人間に命ずるのでしょう。
人間は、神様の真実を知る事を許されない。神様の真実を知らぬ者は、裁きを行う権限を持たない。
「あなたは、裁いてはならない。」この命令に結びつきます。

「神の実在の証拠を、人間が知る事を、神様はお許しにならなかった。」
この事は、過去の地層を調べても、人は、天地創造の証拠は見つける事はできない事を意味します。
神様は天地を創造した時に、神様は、人間が猿から進化したように見えるようにした。

従って、進化論裁判は、適切でないと僕は思います。科学とは、宇宙で進行している現象を観測して、宇宙の法則を考察しようとするものです。
神の存在問題は、最初から科学の対象外です。

一つの記事が、余り長くならないようにしたいから、その2に続く。

テーマは、「三位一体(Trinity)では無いかも知れない」


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