NO.156 安倍総理が、トランプ大統領に、日本は有志連合(Coalition of the willing)への参加はしないと伝えた。 「日本の船舶は、日本が守る事は、当然だ。」安倍総理はトランプ大統領に伝えた。 憲法改正をする事が、安倍総理の目的なのか? ・・・ テーマラベル : 日本国憲法制定の目的はSF平和条約の前文に記載されている。日米安保条約と日本国憲法。
安倍総理が、トランプ大統領に、日本は有志連合(Coalition of the willing)への参加はしないと伝えた。
「日本の船舶は、日本が守る事は、当然だ。」安倍総理はトランプ大統領に伝えた。
憲法改正をする事が、安倍総理の目的なのか?
今の僕は、日本の破局を阻止しようとの意思は、弱くなりました。
僕は、生存を継続する意思を、どこまで持続できるか否かわかりません。過去の記事で、僕は、この事を述べました。
憲法改正を実現する事が安倍総理の本当の目的だろう。この目的を実現させる為に、日本の船舶は日本が守ると、安倍総理はトランプ大統領に伝えたのだろうか?
そして、トランプ大統領は、「了解した。」と、応答した。
この事が何を意味するのか、安倍総理は理解しない。
僕は、過去の記事で繰り返し言及した。日本国憲法制定の歴史的意義は、サンフランシスコ平和条約の前文に記されている。
日本国憲法は、国際連合憲章を基準として制定された。日本国憲法制定の目的は、日本国が、国際連合憲章の二大原則を遵守する事を、国際社会に宣言する事である。
国際連合憲章の二大原則とは、基本的人権の遵守と、問題の平和的解決である。
日本国憲法の制定により、サンフランシスコ平和条約は締結され、日本の国際連合加盟が決定した。
日本国憲法第9条は、国際連合憲章第1条第1項を、日本国憲法の条文の文章に書き直したものである。
日本国憲法第9条の規定の対象は、平和を希求する主権国家である。テロリストは、この条文の規定の対象外である。
国際連合加盟国は、この事を承認する。
従って、自衛隊を憲法に明記する必要は、一切無い。自衛隊は、平和を希求する主権国家と戦う戦力ではない。テロリストから、日本国と国民を守るための戦力である。
国際連合加盟国は、この事を承認する。
従って、日本国憲法第9条を変更する事は、日本が戦争をする事を宣言し、自衛隊を戦争を行う為の軍隊とする事を、宣言する事である。
この状態で、自衛隊を中東に派遣する事は、日本が戦争をする為に自衛隊を中東に派遣した事を意味する。
周辺諸国は、そのように理解する。
憲法改正後は、中東に派遣された自衛隊が置かれる状況は、根本的に激変する。
周辺諸国は、平和主義の自衛隊だから受け入れた。日本が憲法改正した後の自衛隊を、周辺諸国は受け入れを拒絶する。
「日本の船舶は、日本が守る。」
この事の意味は、中東から日本の間のシーレーン上の日本船舶の安全の確保を、日本が行うという事だ。
安倍総理は、一体どうやって、これを実現させるつもりなのか?
結論を言う。絶対に、不可能だ。
憲法改正後は、このシーレーン周辺諸国は、自衛隊艦船が寄港する事を一切拒否するだろう。そして、自衛隊艦船を、戦争の意思を持つ艦船と認識する。このシーレーン上の自衛隊艦船は、常に攻撃を受ける危険に直面する。
自衛隊艦船は、このシーレーン上を航行することすら不可能になるだろう。
アメリカが、一方的な防衛義務を負う日米安保条約を締結した理由は、日本が、日本国憲法制定により、国際連合憲章の二大原則の遵守を宣言したからである。
今、安倍総理は、憲法改正を主張している。
これらの状況において、安倍総理がトランプ大統領に「日本の船舶は、日本が守る。」と発言した。この事は、「日本は、日米安保条約を廃棄する準備がある。」と、安倍総理が発言した事に等しい。
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