NO.149 日本社会のいじめの手法 話し合って誤解を解きたい相手と、決して話し合いをさせない。 周囲の者達が、その相手の人にハラスメントの圧力をかけて、話し合いをさせない。 ・・・ テーマラベル : 日本社会の分析について,単純アノミーと急性アノミー
日本社会のいじめの手法
話し合って誤解を解きたい相手と、決して話し合いをさせない。
周囲の者達が、その相手の人にハラスメントの圧力をかけて、話し合いをさせない。
小室直樹先生は、1970年以前に、日本社会に生起した急性アノミー(Acute Anomie)を警告した。
今の日本社会は、急性アノミー(Acute Anomie) が進行しているはずです。
過去の記事で、繰り返し述べてきました。
一つのケースを想定します。
仮に僕が、その相手の人と話をして、相手の意思を確認したいとします。僕自身を、このストーリーの中に設定した理由は、文章を作成しやすいからです。
あえてフィクションか実話かは述べません。この記事を読む人は、荒唐無稽と思うでしょうか、起こり得ると思うでしょうか?その人に、判断を委ねましょう。
僕のこのブログの目的は、特定の誰かを告発する事では有りません。問題提起を行う事です。
その相手の人は、女性であるとしましょう。僕は、その女性に結婚歴があり、子供がいる事は聞いていたとしましょう。
ただ、僕はその女性が夫と死別している可能性を考えたとしましょう。僕は、その女性と話をして、意思を確かめたいと思ったとしましょう。
結婚していると思われる女性に恋をする事もあるでしょう。
そんな時は、当事者同士で話し合いをして解決する事がベストと思います。双方が信頼できる第三者が立ち会って話し合いをする。僕なら、それを望みます。
ただ、今の日本社会は、そのような第三者は実在し得ないかも知れない。
特に恋愛なら、速やかに決着をつける事を、僕なら望みます。相手の意思を確認できたら、それで決着します。僕は、次に進めます。
ただし、本人から直接意思の言葉を述べられないと、僕は、相手の意思を確認できません。
日本社会では、「彼女は、こう言っていた。」と第三者が伝える事がルールになっています。
話し合いをする事は、相手の人格を尊重する事です。日本社会は、それを許さない社会です。
今の日本社会は、この相手の女性の立場の人は、僕と一切話をしてならない事がルールになっています。
周囲の人達は、その女性にこのようにアドバイスをします。
その女性は、僕の事を一切、知る事が無いのです。お互いが、相手を知る事があったら、何かの可能性が生まれ得ます。
周囲の者達が、その女性に僕と話をする事を禁止する事は、周囲の者達が、その女性を支配する手段です。
その女性が僕の事を知ることにより、その女性には、行動の選択肢が増えます。
その女性は、周囲の者達が、自分に何を仕掛けているかを悟るでしょう。
また、その女性は、僕がどう行動するかを知る事ができるから、僕のこうどうを想定することにより、彼女自身の施策の選択肢も増えます。
その女性は、支配を打破する事ができます。
周囲の者達は、それを許さない。
僕も、その女性の事を知る事ができないから、僕も為さねばならない行動を考案できません。
僕も、支配を打破する事をできません。
これが、日本社会のいじめの手法です。
僕のブログは、日本国外の様々な人々に閲覧されていますから、この騎士背を掲載する事はこの点においても意味があります。
僕は、対人関係において、相手と話し合いをする事が、ベストの問題解決の手段だと思っています。
相手と向かい合って、意思を伝える事は、相手の人格を尊重する事だと思っています。
しかし、日本では、この事は禁じられています。
僕が、僕の上位の誰かに、その女性との話し合いの仲介を頼んだとしましょう。
その者は、「彼女は、あなたの事を、あまりに嫌がっている。とても、話し合いはできないだろう。」と発言するかも知れない。
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