NO.136 候補者を公開しない事は、救いの手の可能性を断ち切る事です。 ノーベル賞は、カリスマ(Charisma)の担い手です。だから、ノーベル賞は、アノミー(Anomie)を引き起こす。アノミー(Anomie)は、社会学上の概念です。 悪性である急性アノミー(Acute Anomie)は、悲劇を引き起こしますよ。 ・・・ テーマラベル : ノーベル世界平和賞について


ノーベル賞は、カリスマ(Charisma)の担い手です。だから、ノーベル賞は、アノミー(Anomie)を引き起こす。アノミー(Anomie)は、社会学上の概念です。

悪性である急性アノミー(Acute Anomie)は、悲劇を引き起こしますよ。

アノミー(Anomie)は、単純アノミー(Simple Anomie)と急性アノミー(Acute Anomie)に分類されます。

いずれも、無規範状態と定義されます。小室直樹先生は、無連帯状態と定義しました。
単純アノミー(Simple Anomie)は、その人が生きている環境の急速な変化により、引き起こされます。
その人が、周囲の環境の社会秩序の変化に対応できず、その世界に自分の居場所を見つけられなくなる状態です。
その人は、精神が未知の異世界の空間に漂っている感覚に陥るでしょう。
その人は、激しい疎外感、激しい孤独感に精神を支配されます。
その人は、その人にとっての現実の世界に、確かに存在している事が信じられなくなる状態でしょう。
その人は、周囲の世界を知覚する。しかし、全てが幻であり、本当は未知の空間を漂っているかのような感覚に陥ります。
その人は、その人が知覚する外部の世界の何かを信じる事ができれば、その人は自分自身が、その世界に実在していると確信する事ができる。

ノーベル賞は、多くの人々を、この単純アノミー(Simple Anomie)に陥らせているでしょう。
ノーベル賞がカリスマ(Charisma)の担い手だから、そうなります。

多くの人々は、ノーベル賞の理想は実現すると信じて、疑問を抱かないでしょう。
そして、多くの人々が、ノーベル賞が神の真理として存在する世界に、自分自身もまた存在する事を信じて、疑わないでしょう。
しかしながら現実のノーベル賞は、ノーベル賞の理想を、継承していません。
ノルウェー政府とスウェーデン政府は、国家の存続を目的とした、外交政策の道具として、ノーベル賞の制度を運用しています。

この世界はノーベル賞の理想が実現される世界であると盲目的に信じている人達は、ノーベル賞の実態に、激しい疎外感を自覚するでしょう。
そして、その人が盲目的に信じている理想が存在している世界は幻影であり、その人は、未知の空間を漂っているような感覚に陥るでしょう。

現実のノーベル賞は、数多くの候補者が推薦されますが、受賞に定められる人達は3人以下です。そして、受賞に選ばれなかった候補者は、公表されません。
選ばれた3人だけに名誉が与えられます。選ばれなかった候補者達には、名誉が与えられず、人々に知られることもありません。
この事により、少数の選ばれた受賞者の名誉の価値は、極めて高いものとなります。そして受賞者を輩出した国家の名誉も高いものとなります。

現実のノーベル賞は、大国の名誉を高める目的の制度です。

ノーベル賞が、ノーベル賞の理想を実現させる目的のものならば、全く異なった制度になっているでしょう。
まず、賞金は、一切必要ない。受賞者を公表すれば目的が達成されます。
受賞者の研究成果は、世界を代表する専門家による機関が、価値を保障しているのです。
受賞者を公表するだけで、投資家達が、巨額の投資を行うでしょう。

更に重要な事は、候補者の名前は、必ず公表されなければならない。・・・ノーベル賞の理想を、考えれば、この事は理解されます。

ノーベル賞の理想は、ノーベルの遺言の趣旨を実現させる事です。ノーベルの遺言は、報酬を約束されなくとも人類に貢献している人に、報いる事です。
ノーベル賞の目的は、人類に貢献する事です。
人類に貢献する可能性のある研究成果であっても、全世界の人々に知られる事がなければ、投資資金は集まらず、人類への貢献は実現しません。
現実のノーベル賞は、ノーベル賞が選んだ少数の研究成果しか、人類に貢献する事を許さない制度です。
スウェーデン政府が、人類への貢献の可能性を、断ち切り続けているのです。
スウェーデン政府に、お伝えください。

ノーベル世界平和賞が、候補者を公表しない事の意味について、言及しましょう。

世界には、報酬を約束されなくても関わらず、奉仕を行う人々が居ます。その人達は、隣人愛により、使命感に従って行動します。
困難の中に居て、破滅に直面している人達がいます。そのような人達を救おうと、使命感で行動する人達がいます。

そのような奉仕を行い続けている人達が、ノーベル世界平和賞の候補として推薦されているはずです。
そのような奉仕を続けている人達は、非力であって、その人達が救おうとしている人達を救うだけの力がないかも知れない。
世界の人々がその事を知り、支援が集まれば、困難の中の人々を救う事ができる。

ノーベル世界平和賞は候補者の名前を公表しない。この事は、困難の中で破滅に至ろうとしている人々の救いを、ノーベル世界平和賞が許さない事を意味します。

困難の中で破滅に直面している者達の中で、救われる者は、ノーベル世界平和賞により選ばれた一握りの者達だけです。残余の者達は、破滅に定められます。


TOP記事
Lady MさんへのMessage

コメント

このブログの人気の投稿

NO.035 マクロ経済学によれば、国会議員達の経済に関する発言はデタラメ放題だろう?厚生年金や国民年金の支給を、万全に保証しろ。財源が足りなければ、年金国債発行しろ。 繰り返すが年金国債は、マクロ経済学の原理に適っている。 ・・・ テーマラベル : MMT。年金国債。日本銀行の直接国債買取によるケインズ政策。これらはマクロ経済学の原理に適っている。 カテゴリーラベル : マクロ経済学

NO.038 ホルムズ海峡の航行の安全確保をイランに引き受けて貰う事を、提案します。 アメリカ以外の国が有志連合に参加する事のリスクについて、言及しましょう。 ・・・ テーマラベル : アメリカファーストによる国際連合解散の可能性, 破壊されたイランには第二のイスラム国(Islamic state) が誕生する カテゴリーラベル : the Coalition of the willing,Iran

NO.103 イランは破壊され、そこに第二のイスラム国(Islamic state)が誕生するか?・・・ テーマラベル : サウジアラムコの200兆円の信用創造(Money creation)が建設するDar al-Islam。破壊されたイランには第二のイスラム国(Islamic state)が誕生する。

NO.029 アメリカとイランの対立の成り行きを、注視してゆく事にしましょう。 イラン政府の人達の発言を、トランプ大統領が気に入らないと言う理由で、アメリカは戦争を始めるのでしょうか? ははは、まさかね。 ・・・ テーマラベル : 破壊されたイランには第二のイスラム国(Islamic state)が誕生する カテゴリーラベル : Iran

NO.073 現時点において、中国の一帯一路(Belt and Road)は、世界経済を大恐慌(Great Depression)から救っている。中国を中距離弾道ミサイルで破壊したら、世界経済は大恐慌(Great Depression)に陥り崩壊する。 ・・・ テーマラベル : 一帯一路(Belt and Road)は、世界経済を大恐慌(Great Depression)から救っている。カテゴリーラベル : Belt and Road,マクロ経済学

NO.054 Facebookの暗号通貨Libraに、Linkedinは、どう関わってゆくのだろうか? FacebookのLibraには、他の仮想通貨には無い特質が有ります。Facebookの20億人の登録者数と、巨大資産価値です。 ・・・ テーマラベル : 資産家の皆さん。大恐慌(Great Depression)対策の慈善事業(charitable enterprise)の提案をします。 GAFAは、どのような世界を見ているだろうか? カテゴリーラベル : マクロ経済学

NO.097 中国の一帯一路(Belt and Road)は、これに、どのように関わるだろうか?・・・ テーマラベル : サウジアラムコの200兆円の信用創造(Money creation)が建設するDar al-Islam。カテゴリーラベル : マクロ経済学、宗教社会学、ジハード、Belt and Road

NO.049 中国が提案する一帯一路構想(Belt and Road)へのロシアの参加と、アメリカが提案する有志連合(Coalition of the willing) アメリカの、この方針は、他の国々も受け入れざるを得ない為、世界の戦略地図は、塗り変えられます。 ・・・ テーマラベル : アメリカファーストによる国際連合解散の可能性, 一帯一路(Belt and Road)へのロシアの参加

NO.005 アメリカを立会人として、日本とロシアの平和条約を締結する事を提案します。

NO.061 日本の皆さん。憲法改正に賛成するのならば、兵役に召集されて、戦場で死ぬ事を覚悟しなさい。 憲法改正を行なった者達が代償を払わなければ、自衛隊員達は納得しないでしょう。 ・・・ テーマラベル : 本心を語る事を許されない日本の自衛隊員。彼らは憲法改正を赦せないだろう。