NO.126 僕は、過去の記事で、中国政府に対する民主化の提案を行った。 ただし、中国の統治責任を果たす事ができる人達は、中国共産党だけだろう。 ・・・ テーマラベル : 一国二制度(One country, two systems)。中国政府は、今独立を勝ち得ている隣国を理解する。
僕は、前2回の記事で、中国政府に対する民主化の提案を行った。
ここで一つ断言する。国家の指導者としての資格は、統治責任を果たしえる事である。
僕は、「中国の最高指導者は、選挙で選ばれるべきである。」とは、思わない。
中国の人々が支持するものは、中華(Zhonghua)の理想の実現であって、民主主義ではない。
僕は、そう思います。
70年前、中国共産党は、荒廃した中国の再建の事業に着手した。中国共産党は、中国の再建を成し遂げた。
70年経った現在、中国は、世界第2位の経済大国として再建された。
中国共産党は、成功続きだったのでは無かった。数多くの失敗も繰り返してきた。
ただし、中国共産党は、失敗を教訓に、行動を修正してきた。そして、成功を実現させた。
中国共産党は、統治責任を果たしえることを証明し続けてきた。この実績は尊重されるべきであると、僕は思います。
国家の根本理念に対するスタンスは、中国でもアメリカでも、同じであると僕は思います。
アメリカは、建国の理念を実現させる為に建国された。アメリカの建国の父達の後継者達は、アメリカの建国の理念を継承し、アメリカの建国の事業を継承し、今も建国の事業を継続しています。
中華人民共和国は、中華民族の根本理念の実現の為に、中国共産党により建国された。中国の建国者達の継承者は、今も中華民族の根本理念の実現の為に、国家建設の事業を継続しています。
中国において、国家の根本理念は建国の当時と全く変わりません。アメリカも、この点は全く同じです。
中国も、アメリカと同じく、国家の根本理念の実現を、果たし続けています。
中国の人々は、民主化を望んではいないと思います。日本で報じられてきたニュースから、僕は判断します。
中国の人々が望んでいる事は、中華(Zhonghua)の理想の実現であると、僕は判断します。
中国共産党が、中華の理想の実現に失敗したと人々が判断した時は、激しい抗議が行われました。
中国政府は、この講義を、激しく取り締まった。これが、歴史的悲劇の事件となった。
第二次世界大戦直後、中国共産党は、中国の人々に支持されたから、政権を勝ち取りました。
当時、中国では、蒋介石の中国国民党と、毛沢東の中国共産党が、政権の獲得を巡って闘争していました。
中国共産党が、勝利しました。中国の人々の支持を、中国共産党が勝ち取った為でしょう。
毛沢東の時代に、多くの若者達が、毛沢東を信頼して、自己犠牲を顧みず積極的な貢献を行いました。
「イギリスが100年かけて実現させたことを、中国は、10年で実現させよう。」と、毛沢東が宣言したからです。
若者達は、中華(Zhonghua)の理想を実現させる事を支持したのです。
中国共産党が、この宣言の実現に失敗したと判断された時に、人々は抗議しました。
民主主義が、中華(Zhonghua)の理想を実現させるなら、中国の人々に支持されるでしょう。
中国の人々が支持するものは、中華中華(Zhonghua)理想の実現であって、民主主義ではない。
中国共産党は、現時点においては、中華(Zhonghua)の理想の実現に成功しているのです。
将来、中国共産党は、中華(Zhonghua)の理想の実現に失敗するかもしれない。その時、中国共産党は、歴史からの退場を命ぜられるでしょう。
中国共産党は、この事を理解しています。
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