NO.117 地球温暖化問題。 スウェーデンの16歳の少女の、グレタさんが、国際連合総会で演説しました。 ・・・ テーマラベル : 地球温暖化対策になるかも知れない。核融合は、産業革命を起こす気がする。
最初に、僕が気になっている事を述べましょう。彼女、近い未来に、ノーベル世界平和賞を受賞するかも知れませんね?
そうなったら、彼女を利用する事を意図する者達が、出現するでしょう。
今回の国際連合総会での彼女の演説が実現したことも、彼女を利用する事を意図する者達が、国際連合に影響力を及ぼした為かも知れない。僕は、可能性は考えています。
彼女を利用しようとする者達は、その者達の利益の為に、そうしているのでしょう。この事は、好ましくない結果になるかも知れません。
グレタさんが始めた運動に、多くの少年少女達が参加しました。彼女達の活動は、マスメディアを関心を惹きつけました。この事は、成果でしょう。
彼女達の活動の趣旨には賛成します。重要な点は、どのようにその目的を達成させるかです。
解決されなければならない問題は、数多くあるでしょう。現在、CO2を大量に排出する事に関わっている産業により多くの人々が利益を得ています。
その人達が利益を失う結果に至る事は、実現できないでしょう。
世界規模で、産業構造のシフトが必要でしょう。石油に依存しない産業社会。核融合の平和利用の実現が必要でしょう。
ウラン等を利用した原子力では、核廃棄物問題が避けられません。
核融合の平和的利用の実現の必要性は、多くの人々が認識しているでしょう。しかし、マスメディアにも問題提起は為されない。
核融合を知らない人達も、多くなりつつあるのかも知れません。
全世界規模で、多くの有力者達や有力団体にとって、核融合の平和的利用の実現は、不利益になるからでしょう。
しかしながら、地球温暖化が、人類の存亡の危機になろうとしているのならば、その人達を説得できるでしょう。
核融合の平和的利用のメリットは、実は、途轍もなく大きいと思います。僕は、マクロ経済学の基本を理解するに至っていると思っています。マクロ経済学の基本を理解しようと考えている時に、ふと疑問に思いました。
産業における商品の生産の際の生産コストを決める根本的な要因は何か?僕は、エネルギーのコストだと思います。
エネルギーのコストがゼロに近づけば、生産コストはゼロに近づく。
鉱山から鉱石を採掘して、金属を生産する事を考えます。これは、リサイクルと何ら変わらないと、僕は、思います。
金属を製品として生産するまでに、生産コストがどれくらいかかるかにより、事業として成立するか否かが決まります。
生産コストがゼロに近づけば、鉱山から鉱石を採掘して金属を生産する事と、金属のリサイクルを行う事と、何も変わらないと思います。
生産コストを決める要因は、エネルギーのコストに行き着くだろうと、僕は、思います。
現在、有効なエネルギー源が成立していないから、多くの事業で、生産コストが高くなりすぎて、事業として成立しないことが多いだろうと思います。
仮に、核融合の平和利用が実現して、豊富なエネルギーを低価格で供給する事が可能となったら、産業革命が起こると思います。
普通の自動車は、核融合エネルキーを直接利用できなくても、核融合エネルギーを使って、自動車の燃料を合成する事が現実的になるでしょう。
この自動車は、新たな二酸化炭素を排出する事はありません。
生産コストがゼロに近い、膨大なエネルギーが実用化すれば、大気中に排出された二酸化炭素を再び回収する事も可能となるでしょう。
そして、回収した二酸化炭素を再び燃料に合成する。
その燃料しか、利用できない用途もあるでしょう。
ウランなどの核分裂による核廃棄物は、宇宙空間になら廃棄が可能でしょう。核廃棄物を積み込むロケットは、大気中から回収した二酸化炭素から合成した燃料を利用する。
地球上の金属材料は、無限大になります。何故ならば、無限のリサイクルが可能になりますから。
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