NO.104 トランプ大統領が、ボルトン補佐官を解任した。・・・ テーマラベル : トランプ大統領の政治手法。


トランプ大統領が、ボルトン補佐官を解任した。理由は、リビア方式を、北朝鮮に彼が提案した為です。
トランプ大統領の選択は、適切であると、僕は思います。

ボルトン補佐官は、まず核放棄を北朝鮮に要求した。リビアのカダフィ政権は、何の保証もない状態で核放棄に応じたから、倒された。
北朝鮮は、リビア方式を受け入れたら、カダフィ政権と同じ運命をたどると判断した。
北朝鮮の、その判断は、適切と思う。北朝鮮にとって、朝鮮戦争は終結していない。
北朝鮮は、アメリカとの平和条約を締結しなければならない。アメリカとの平和条約が締結されて、初めて、北朝鮮の安全が保障される。
北朝鮮にとって、経済支援は、核放棄との交換条件にはなり得ない。
平和条約の締結の前に、核放棄をしたら、北朝鮮は滅ぼされる。
そして、平和条約締結が締結された後に、北朝鮮が核放棄をしなかったら、アメリカは、絶対に赦さない。
北朝鮮は、理解している。

解任された事自体を、ボルトン氏は、怨まないだろう。彼は、骨の髄までのイデオローグだろう。
解任された事を怨む事は、彼の主義に反するだろう。

僕は、彼に対して、次のように考える。僕が彼と意見が異なるなら、僕は、断固として彼を説得する事を、試みる。
誰であっても、僕の発言に対して、「耳を傾けるだけの価値はある。」と、僕は思わせるだけの自負はある。
僕が彼に、「一理ある。」と、思わせたら成功である。人間、完全に正しいなどと言う事は、最初からあり得ない。
骨の髄までのイデオローグを、失う訳にはいかない。これが、僕の結論である。

「未熟な若造が、大きな事を言う。どんな結末を辿るか、見届けてやろう。」と、彼が思うのなら、これ以上の事はない。

トランプ大統領の政治手法が、明らかになってきているように思う。
彼は、まず観察する。彼は、黙ったまま、周囲の者達を自由に行動させづける。
彼は、そうやって、敵と味方の識別をしてきてたようだ。

そして、彼は、調整して取りまとめようとする事を、一切、しないようだ。

彼は、「何が、実現されなければならない事なのか?」にしか、関心が無いのだろう。
そして、必要なレベルまで実現されなければならないと彼は考えるのだろう。

彼にとって、一切の妥協は、あり得ない。他者は、完全に彼に従うか、あるいは、彼の完全な説得に成功するか、いずれかしか選択肢がないだろう。
そうでなければ、彼に追放される。

人によっては、実績を残したと言う見た目の形を整えようとする事もあるだろう。その為に、様々な人達の間で調整を行う。
その結果、為された仕事は、妥協の産物となる。その結果、為されるべきであった事が、為し得ていない事になる。

イランとの核合意は、トランプ大統領から見たら、妥協の産物だろう。イランは、その意思を持ったなら、短期間で核兵器を完成させる事が証明された。
ただし、完全な核放棄だけが、解決策であるとは限らない。問題は、他の解決策を見つけ出すことに成功していない事だろう。

現在、前任者達が、妥協を繰り返し続けてきた為に、解決されるに至っていない問題が、数多く残されている残されている状態なのかも知れない。
トランプ大統領が、それらの問題の解決を実現させるか否か、その判定は、まだ出ていないだろう。


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