NO.105 千葉県大停電により露呈した、日本政府の危機管理能力の不在 ・・・ テーマラベル : 日本政府の危機管理能力の不在。致命的でしょう。
先日、台風15号が関東に上陸し、千葉県全域が1週間経った今でも、停電から復旧していない。
一つの懸念を指摘します。
伝染病流行の危険は、無いのですか?
現在、千葉県全域で、冷蔵設備が使用不能になっているでしょう。可燃ゴミの焼却施設も、稼働不能と聞きました。
千葉県全域で、生ゴミや食料品などが、腐敗して、対処ができない状態でしょう。
10年前の東日本大震災の時は、今にして思えば、一つの幸運があったかも知れないと思います。
時期が、3月11日であり、腐敗の進行が遅く、この為に伝染病の流行を、免れていたのかも知れません。
戦場でも、適切な戦場処理をしないと、伝染病の流行が引き起こされると言う話を聞きます。
アクシデントの可能性は、伝染病流行だけとは限らない。千葉県全域で、電力の供給が停止している状態だから、都市機能が麻痺している状態でしょう。
千葉県全域で、何が起こっているのかも、日本政府も千葉県知事も、知らないのでしょう。
千葉県全域で、通信が途絶えている状態のようです。
日本政府も、千葉県知事も、アクシデントの連絡が入ってこないから、危機意識を持っていないのでしょう。
「アクシデントは起こっていない。」とは限りません。アクシデントが起こっていても、連絡する手段が喪失されているのです。
あと2週間すれば、電力の供給が回復するとの事です。その時に、対処がなされないまま進行し続けたアクシデントを、日本政府も千葉県知事も、初めて知る事になる。
日本政府の危機管理能力の深刻な欠如が、露呈されました。
速やかな自衛隊の出動が、なされるべきだったでしょう。倒木が邪魔で、電力の復旧が進まないのならば、自衛隊の総力をあげて、倒木の処理を速やかに行うべきでしょう。
国土の破壊からの速やかな復旧は、自衛隊の使命でしょう。
第二次世界大戦時のアメリカ軍は、基地を破壊されても、速やかに復旧する能力を備えていた。
復旧能力に優れていたから、アメリカは、戦争に勝利した。
戦争における復旧も、災害における復旧も、同じでしょう。
日本政府は、この事を理解していない。
千葉県知事は、日本政府に、自衛隊の出動を要請すべきでした。
それ以前に、自衛隊は、国土の破壊からの復旧の準備は、されているのでしょうか?
日本の総理大臣は、自分が最高指揮官となって、自衛隊に命令して、敵軍を撃滅することでけしか、考えていないのかも知れません。
江戸時代の徳川幕府は、江戸の大火事の準備をしていました。江戸の、速やかな復旧の、日本全土に及ぶシステムを準備していました。
戦争で破壊されたインフラの速やかな復旧は、国防にも必要でしょう。
自衛隊には、その能力も、準備されるべきでしょう。
それができなければ、自衛隊は、災害復旧もできない。
それとも、日本政府は、日本国憲法の欠陥が原因で、政府は速やかな対処ができなかったと言うのかなあ?
コメント
コメントを投稿