NO.090 サウジアラビアの国営企業、サウジアラムコによる、200兆円の信用創造(Money Creation)により為されるイノベーション。・・・  テーマラベル : サウジアラムコの200兆円の信用創造(Money creation)が建設するDar al-Islam。カテゴリーラベル : 宗教社会学、ジハード、キリスト教徒、イスラム教徒


現在の国際社会は、キリスト教の世界です。サウジアラムコの作り出すイスラムの世界は、現在の国際社会に存在していない何かを生み出すでしょう。
国際社会のキリスト教徒の人達は、このイスラムの世界に生み出されたイノベーションを見て、新たな可能性を理解するでしょう。

この二つの世界の特性は、この二つの宗教が決定する信者の行動様式により、決定されます。

現在の世界経済は、禁欲的プロテスタントの行動様式に、構造を決定づけらていると思います。
資本主義経済の職業倫理は、禁欲的プロテスタントの聖書の解釈により、決定されたと聞きます。
禁欲的プロテスタントが、聖書を違った解釈をしていれば、資本主義経済の職業倫理は、別の形になっていたでしょう。
禁欲的プロテスタントは、職業労働を、神の命令であると解釈しました。
禁欲的プロテスタントは、職業労働により得られる資産を、神の目的の為のものであると解釈しました。
禁欲的プロテスタントは、職業労働で得られた資産を管理し、増やさなければならないと解釈しました。
この解釈が、現在の世界金融システムの構造を決定しました。

キリスト教徒は、聖書を読んで、自分自身で解釈しなければならないと考えると思います。
だから、今のキリスト教徒は、過去のキリスト教徒が行なった聖書の解釈に、疑問を持つこともあるでしょう。
その結果、今のキリスト教徒は、現在の世界金融システムに、問題意識を持つ事もあるでしょう。

しかしながら、現在の世界金融システムとは、別の形の世界金融システムのヴィジョンを持つ事は、困難だろうと思います。

しかし、イスラム教徒なら、これを可能にするでしょう。イスラム教徒は、キリスト教徒とは、違った行動様式によって行動します。
イスラム教徒は、職業労働で得られた資産を管理する義務の意識を、持たないでしょう。

サウジアラムコは、イスラムの目的実現の為に、最大限に効果的に、世界金融システムを利用するでしょう。
イスラム社会では、イスラムの目的の為に行動する時に、国家と企業の区別は、ないでしょう。

サウジアラムコの意思は、サウジアラビアの意思でしょう。そして、サウジアラビアの意思は、この国のイスラム社会の意思でしょう。

サウジアラムコの目的は、ダール・アルイスラーム(dār al‐Islām)の建設でしょう。

インターネットのフリー百科事典のウィキペディアで、ジハードについて、調べてみました。以下に、引用します。
この記事は、日本の平凡社の世界大百科事典からの転機であるとの事でした。
著作権の問題は、解決されていると判断しました。

「イスラム法の理念では,世界はイスラムの主権の確立されたダール・アルイスラームでなければならない。まだその主権が確立されていない世界は,ダール・アルハルブdār al‐arb(戦争世界)と定義され,そこではイスラムの主権が確立されるまでジハードが必要となる。」

ジハードの語源は、「努力。」らしい。世界平和を実現させる為に、イスラム教徒は、不断の努力をしなければならない。
この努力は、永久的に継続されなければならない性格のものらしい。
世界平和を実現させて、それを維持する努力は、人類が存続する限り、維持され続けなければなら無い。
これは、歴史の鉄則です。

サウジアラムコは、サウジアラムコ自身を、世界金融システムから投資資金を調達する担保としてしか、考えないでしょう。
サウジアラムコ自身の消滅にも、彼らは躊躇しません。

そして、建設されたダール・アルイスラーム(dār al‐Islām)が、どのような世界になるか、イスラム教徒自身、現時点では、想像もしていないでしょう。

イスラム教徒にとっては、全ては、アッラーの意思により、為される事です。
イスラム教徒にとって、建設されたダール・アルイスラーム(dār al‐Islām)が、アッラーの意思です。
事前に人間が知る必要は、有りません。

そして、イスラム教徒は、建設されたダール・アルイスラーム(dār al‐Islām)を見て、コーラン(Quran)を読んで解釈するでしょう。
自分が、どのようにコーラン(Quran)を解釈をするだろうかを、現時点では、イスラム教徒自身にも、わからないでしょう。

僕が、この判断を行なった根拠を述べます。以前の記事で、繰り返し述べてきたエピソードです。

イラク戦争の時に、一部のイスラム教徒が、崩壊したフセイン政権の建物から、略奪を行いました。
その時、イスラム教の教師が、コーラン(Quran)を読んで解釈を行い、イスラム教徒を指導しました。
「公共のものは、公共に返さなければならない。」
すると、イスラム教徒は、略奪したものを、モスクに運び込んだ。

イスラム教徒は、現実の状況を見て、自分自身でコーラン(Quran)を読んで解釈をして、アッラーの命令を判断したのです。
「公共のものは、公共に返さなければならない。」は、状況次第で、様々に解釈されえます。
イスラム教徒にとって、それで問題ないのでしょう。

イスラム教徒にとって、コーラン(Quran)を正しく解釈しているか否かは、問題にされないでしょう。
イスラム教は、人間は、アッラーの真理を、正しく理解できないことを前提にしているでしょう。

イスラム教徒には、コーラン(Quran)を読んで解釈を行って、その解釈通りに行動する事だけが、要求されるのでしょう。
繰り返しますが、そのイスラム教徒が、コーラン(Quran)を正しく解釈しているか否かは、問題にされない。

コーラン(Quran)は、時代により、その時の情勢により、様々に解釈され得るでしょう。
コーラン(Quran)は、時代により、その時の情勢により、様々に解釈され得るでしょう。
その時代、その情勢がどのようになるかは、全ては、アッラーの意思です。
イスラム教徒は、そのアッラーの意思による情勢に応じて、コーラン(Quran)を解釈することになるでしょう。

ジハードは、本来の意味は、ダール・アルイスラーム(dār al‐Islām)の建設のための「努力」です。
しかし、ジハードは、聖戦と認識され続けてきました。
ムハンマドの時代以降、最近までは、ジハードを、聖戦として認識する事しかできなかったのでしょう。
ダール・アルイスラーム(dār al‐Islām)を建設する為には、戦争をして、征服を繰り返してゆくしか、方法は無かったでしょう。
現在のイスラム教徒は、ダール・アルイスラーム(dār al‐Islām)を建設する為に、戦争を選択する必要はありません。
ジハードは、聖戦とは、全く違った解釈を、為される事になります。

ダール・アルイスラーム(dār al‐Islām)が建設されたら、イスラム教徒は、その時の情勢を見て、コーラン(Quran)を解釈するでしょう。
そして、その時のコーラン(Quran)の解釈は、現時点においては、イスラム教徒自身も、想像できないかも知れません。

今、「自殺爆撃は、ジハードである。」とコーラン(Quran)を解釈しているイスラム教徒は、ダール・アルイスラーム(dār al‐Islām)の世界では、全く違った解釈をするかも知れません。

現在、「自殺爆撃は、ジハードである。」と認識しているイスラム教徒は、今の国際社会を、ダール・アルハルブ(dār al‐arb)、即ち、戦争世界と認識しているでしょう。
「イスラム教は、闘争の宗教である。」と発言する、宗教指導者もいます。


私は敢えて、次のような言い方をしましょう。
彼らは、そのような発想以外の発想を、できなかったのかも知れません。
そして、それは、人間の心の弱さ故なのかも知れません。
そして、平和的な方法で、ダール・アルイスラーム(dār al‐Islām)が実現したのなら、彼らの心は平安を得て、彼らは、「自殺爆撃は、ジハードである。」と解釈しなくなるかも知れません。

イスラム教徒は、キリスト教徒における発想の様々な制約からは、自由になれると思います。
サウジアラムコの200兆円の信用創造(Money Creation)は、ダール・アルイスラーム(dār al‐Islām)を建設すると思っています。
その時には、現在の時点では、想像もできない破天荒なイノベーションが為されれるかも知れません。
今の国際社会のキリスト教徒は、禁欲的プロテスタントの聖書の解釈による職業倫理に、発想の大きな制約を受けています。
イスラム教徒の発想は、こうした制約からは、自由ですから。

イスラム教徒は、イスラム教を布教する義務を負います。
布教の目的は、ダール・アルイスラーム(dār al‐Islām)の建設です。
個人を、イスラム教に改宗させる事は、不況の目的ではありません。
イスラム教は、信仰を強制する事を、禁止していると聞きます。

以前の記事でも言及しましたが、キリスト教徒は、内面における信仰の自由の権利を他者に奪われる事を、絶対に許しません。キリスト教徒は、信仰の自由を守る為に、最後は、戦争を選択するでしょう。
このような戦争を起こすのなら、そのイスラム世界は、ダール・アルイスラーム(dār al‐Islām)ではありません。
キリスト教徒に対する、内面における信仰の自由の権利の尊重は、厳守されるでしょう。

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