NO.055 デフレスパイラルの究極の解決策。: 国家が資産家達に巨大課税して、その資金で公共投資を行う。資産家の皆さん、巨大課税される前に慈善事業で資産を社会に投資しましょう。 ここで想定される情勢は、世界経済がデフレスパイラルで崩壊し、人類が滅亡の局面に立たされている事ですけれど。 ・・・ テーマラベル : 資産家の皆さん。大恐慌(Great Depression)対策の慈善事業(charitable enterprise)の提案をします。 GAFAは、どのような世界を見ているだろうか? カテゴリーラベル : マクロ経済学
2019年8月11日、追伸。
8月10日に公開した、本記事は、この記事のURLを送った私のFacebookのアカウントは、誹謗中傷を含む不適切な記事であるとの処分を受けました。私は、Facebookに再審査を請求しています。
人間である担当者と、コミュニケーションが取れたら、ありがたい。私の存在を、担当者に認識される事ですから。
私は、Facebookに、私の存在を認識させたい。その事が実現されるように、クォリティーを認められる記事を書き続けたい。
私自身も、この記事を、審査しました。
私の認識は、基本的には誤ってはいないだろうと思います。
私の認識には、部分的な錯誤はあっても、根本的な誤りは無いだろうと思います。
記事に、誹謗中傷が含まれているとは、認識できなかった。
しかしがら、考察が及んでいなかった事が多く、偏った意見になっていると結論しました。
8月10日公開時のこの記事は、私の目的の為に、不適切であると結論しました。
意見の補足と修正は、別の記事で行います。読者に、その記事と、8月10日公開時のこの記事との比較を行って頂ける事を希望します。
2019年8月10日、公開記事。
今まで、デフレスパイラルの原因は、明確に説明される事はありませんでした。
全世界的に、中間層を含めて、社会の下層の人々は、デフレスパイラルの原因を理解していない人々が、殆どでしょう。
社会の上層部の人達は、デフレスパイラルの原因を知っています。
各国政府の指導者達、各国の財政や金融の指導者達、国際機関の金融の指導者達も、デフレスパイラルの原因を理解しています。
これらの人達に協力するエコノミストも、デフレスパイラルの原因を理解しています。
しかし、これらの人達が知っている、デフレスパイラルの原因は、公開される事はありませんでした。
私は、そう思います。
私がこれから述べる事に対して、これらの人々が、どのように対処するかは、その人達に任せます。
ただ、この事は、その人達の、人としての誇りに関わる問題です。私は、そう思います。
この事は、明言します。
この世界の、指導的立場の人達が、自分自身の人としての誇りを守る為に行動する事がなければ、この世界は、いずれは破局します。
日本に関しては、日本における、これらの人達は、本当に、デフレスパイラルの原因を理解していなくても、私は、驚きません。
日本の学校教育には、論理的に思考する訓練が、完全に不在です。
私は、大きな危機意識を抱いています。
デフレスパイラルは、経済が破壊される事です。
デフレスパイラルは、不況とは、別のものです。不況の時は、経済そのものは健全です。ただ、経済が調子が悪くなっている状態です。不況の経済は、いずれ自分自身で調子を回復させます。
しかしながら、デフレスパイラルは、経済を破壊します。破壊された経済は、自律的には回復しません。
デフレスパイラルに破壊された経済には、外的な修復が必要です。
デフレスパイラルは、社会の貧富の格差が、過剰になる事により引き起こされます。
社会の富の殆どが、少数者に集中してしまい、社会の多数の人々が、所得を得られていない状態に陥る。
所得を得られていない人達は、商品を購入することをできない。そんな人達が多くなれば、産業は、商品を生産しても、その商品を購入してもらえなくなる。
その結果、多くの企業の業績が悪化する。それらの企業は、労働者を解雇し、更には、企業倒産に陥る。
大量の人々が失業し、所得を得られなくなる。
物価の下落とともに、景気が悪化してゆく状態が、デフレスパイラルと呼称されていると聞きました。
この際、銀行は、損失を避ける為に、貸し渋りや貸し剥がしに奔走していると思います。
銀行は、企業から回収した資金を、中央銀行に返済して、損失を出すことを阻止しようとすると思います。
その結果、社会に流通する通貨の絶対量が減少し、物価が下落する。
この際、銀行は、自分達が行なっている事を、公開しないでしょう。
経済は、循環して機能します。
人は、所得を得て、商品を購入します。そして、産業の労働に従事して、商品を生産します。
産業が生産する商品が購入される事により、産業は収益を得て、労働者に賃金を支払います。
賃金を支払われた労働者は、商品を購入します。
多くの人々が、所得を得られない状態に陥ったら、この経済の循環が断ち切られます。
この状態に陥った経済は、自律的には回復できません。
デフレスパイラルの解決策を述べます。
この状態では、社会の富が、少数者に一極集中しています。
国家が、社会の資産家に、巨額の課税をして、徴収した資金を財源として、公共事業を行い失業者を雇用する。
失業者は再び労働者となり、所得を得て、商品を購入する。経済循環の機能は、修復される。
デフレスパイラルは、克服される。
今、世界各国が選択するであろうリフレ政策は、貧富の格差を拡大させます。
現在、各国政府は、超低金利政策を継続し続け、経済への通貨の供給量を、増やそうとしています。
日本銀行は、超低金利政策に加えて、大規模な買いオペを続けています。
日本銀行は、経済の中に流通している国債や、その他の債権、株式などを、新たに日本銀行券を発行して購入し続けています。
そのようにする事により、日本銀行は、日本経済を循環する日本銀行券の量を拡大しようとしています。
これは、経済循環により、社会全体の人々に日本銀行券を行き渡らせ、その日本銀行券により、人々の消費が活発化する事により、デフレ脱却を実現させようとする意図です。
しかしながら、この超金融緩和政策は、貧富の格差を拡大させるだけでした。
リフレ政策では、デフレスパイラルは、克服されません。
資産家達の反対で、国家が巨大な課税を資産家達に課する事ができなかったら、経済は完全に破壊され、国家は破滅します。
国家は、国家が破滅することよりも、軍隊を動員して、資産家達からの課税を強行しようとするでしょう。
そうなったら、資産家達は、傭兵を雇って、国家と戦争をする事になるでしょうか?
そうなる前に、資産家達に、自ら慈善事業を行い、失業者を雇って所得を得させる事を、私はお勧めします。
慈善事業の目的は、失業者を雇って賃金を支払う事です。
慈善事業の内容は、何だって構いません。ケインズ博士が言ったように、「事業者が、労働者に、穴を掘らせてお金を埋めさせて、再びお金を掘り出させる。」事でも良い。その慈善事業は、ピラミッドの建設でも、構わない。
完成したピラミッドが粗大ゴミになるのなら、労働者に再び、ビラミッドを解体させて、廃材の処分費用を、事業者が支払えば良い。
資産家達は、この事を選択する事により、大きな利益を得ることができます。
その利益とは、名誉です。
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