NO.048 Facebookの暗号通貨Libra : 紙幣も最初は金預かり業者が発行した金預かり証明書から進化した。 現在は世界各国で流通している紙幣も最初は民間事業者が発行した金預かり証明書でした。, ・・・ テーマラベル : 資産家の皆さん。大恐慌(Great Depression)対策の慈善事業(charitable enterprise)の提案をします。 GAFAは、どのような世界を見ているだろうか? カテゴリーラベル : マクロ経済学


Facebookの暗号通貨Libra は、魅力的な可能性を秘めているんじゃ無いかな?
まず、決して、リスクの大きな冒険的な代物では無いと思う。
現在、世界各国で当たり前のように発行されている紙幣は、最初は、金預かり業者が発行した金預かり証だった。昔、僕が読んだ「円の支配者」というビジネス書に、そう記述されていた。

金預かり業者は、金預かり証と金を、いつでも交換してくれる。いつしか、金預かり証は、金と同じ価値を認められるようになり、金貨と同じように、商品と交換されるようになった。
そして、金の預かり証明書は、金貨と同じように、通貨として流通するようになった。

金預かり業者は、民間の会社です。紙幣と言う通貨は、民間の会社が発行していました。
従って、Facebook社が、通貨を発行して差し支えない事は、歴史において、既に証明されているのです。

魅力的な可能性は、存在していると思います。まず、為替差損益が回避できる。為替差損益は、様々なトラブルの原因になるでしょうから、回避できる事は利益でしょう。
Facebookの登録者は、20億人以上。世界のどの国の人口よりも、多い。Libraは、世界のどの国の通貨よりも、大勢の人達に流通する通貨となる。
この事は、Libraの安定性に、大きな助けになるんじゃ無いかなと思っています。素人の直感ですが。

Facebook社のLibraプロジェクトの成否を分ける鍵は、Facebook社に、どれだけの信用力があるかに掛かっているでしょう。
この点に関しては、こう言う事を言って申し訳ないけれど、大多数の国家が発行する通貨よりも、遥かに大きな信用力を持ち得る気がしています。

各国政府が発行する通貨は、本当は、恐ろしく不安定なのでは無いかと思います。
世界経済は、常に、デフレスパイラルの危険と隣り合わせですね?金融市場と言うものが、極めて不安定であるのでしょう?

各機関は、あちこちに破損個所を抱えている、欠陥だらけのシステムであって、運営担当者は、応急処置を繰り返しながら、何とか運営し続けている。
各システムの担当者は、自分達のシステムを、当たり前だと思い込んでいる。彼らは、全ての発想が、自分達のシステムを基準にすることに、凝り固まっているでしょうね?
彼らは、自分達の視点を基準にする事しかできないから、Libraの全貌には、遠く理解が及ばないだろうと思います。

第二次世界大戦直後、マクロ経済学の創設者のケインズ博士は、世界経済の基軸通貨をドルにする事に反対して、世界通貨を創設する事を提案しました。

天才であるケインズ博士は、世界の基軸通貨をドルにする事の、多くの問題点を見つけていたのでしょうね?

ケインズ博士は天才でした。小室直樹先生は、「ケインズ博士は、頭が悪い天才だった。」と言われました。
ケインズ博士は、説明が下手くそで、彼の一番理論は、誰も理解できなかったと、小室先生は、言われました。
「ケインズ博士は、自分の発言している事の意味を、理解していなかったんじゃ無いか?」と、多くの人が所感を抱いたそうです。
彼が、質点の力学から、統計力学への大転換に相当する事を、経済学の分野で行なったと、僕は、思っています。彼が、予告も無しに、行なっている事の意味を理解しないで、これを、やってのけたとしたら、確かに彼は、とんでも無い天才でしょうね?

人により、能力は異なります。頭が悪いけれども天才であるケインズ博士のような人にしか、できない事はある。

頭は良くても(間違いなく、世界レベルでの秀才である人達でしょうから。)、天才でない人達には、為し得ない仕事もある。

Facebook社のLibraが、世界経済の基軸通貨にするとまで意図されないで創設されて、運営されてゆくうちに、基軸通貨化してゆく事は、有り得るかも知れません。
金預かり業者の金預かり証明書が、紙幣へと進化した時も、今回と、同様だったでしょう。

いきなり、基軸通貨を構想する人達は、最初に完全な想定をしなければならないから、失敗するでしょう。

一企業が、その企業が提供するネットワークで使うローカル通貨として始めたら、成功する可能性は高くなる。

様々なメリットは、予想されます。中小国の人達にとって、使用する通貨を、自国通貨とLibraにリスク分散する事ができる。

GoogleやAmazonなども、Libraの利用価値を模索しているでしょう。彼らは、超巨人企業としての視点で、Libraを理解できるでしょうから。
彼らのLibraへの参加は、現時点では予測されていない、新しい可能性を切り開くでしょう。


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