NO.084 経済における、戦争の意味。戦争は、絶対に反対。戦争でない方法を、提案します。 平和の為に、戦争を考察する事は絶対に必要です。戦争体験者は、これに賛成します。経済の為に、戦争を考察しましょう。 ・・・ テーマラベル : 戦史の教訓 : 戦争を止められなかった時点で、全てが終焉します。
問題提起。戦争は、最大級の消費である事は、間違い無いです。しかし、経済学には、「人を殺す。」という変数は、存在しません。
存在していたら、話くらいは、聞いていますから。
言い換えるなら、経済にとって、戦争と同じ経済効果を持つ、人を殺す事を伴わない方法が存在すると言う事です。
経済における、戦争の意味。・・・
戦争は、絶対に反対。戦争でない方法を、提案します。
平和の為に、戦争を考察する事は絶対に必要です。戦争体験者は、これに賛成します。経済の為に、戦争を考察しましょう。
以前の記事で言及した、マクロ経済学について、繰り返します。
「生産された付加価値が、供給されて、最終的に、必ず誰かの所得となる。」
GDP = 国民総所得 = 総消費 + 総投資
総消費とは、購入された消費材の価格のうちの、付加価値の金額の合計です。
総投資とは、購入された生産材の価格のうちの、付加価値の金額の合計です。
「産業が生産する商品が、如何に活発に購入されて、代金が支払われるか?」
この規模が、経済成長を決めます。
産業で生産された商品には、原材料の段階では存在していなかった価値が生み出され、商品に付加されます。
経済学における付加価値とは、商品の価格のうちの、この生み出された価値の価格です。
消費材とは、その商品が、産業の生産に使われない商品であり、生産財とは、産業の生産に使われる商品です。
経済にとって、その商品が購入されて、代金が支払われることが重要です。
その商品が、購入された後、どうなるかは、経済学では問題にはされません。
食品なら、食べてしまっても、廃棄してしまっても、経済には影響しません。
GDPの式を見ると、消費材でも生産剤でも、付加価値の価格だけを問題にします。
言い換えるなら、生産剤として生産された商品でも、購入された後に廃棄されてしまったら、消費材と変わりません。
このように考えてくると、戦争は、大規模消費です。
一度、全てを解体して再建設したい都市があったら、住民が一人も死なないように避難させる。その後軍事力を投入して、その都市を徹底的に破壊すれば、これは大規模消費です。
経済にとっては、都市の建設事業が、経済成長を実現させたから、その時点で、都市と言う商品の役目は終わりました。
軍隊の武器弾薬と言う商品も、生産されて政府に販売された時点で、経済にとっての役目を終えたから、後は、他の消費財と同じように、使って仕舞えば良かったのです。
ここで説明が終わりなら、単に、趣味が悪いブラックジョークです。重要な点は、この後です。
日本では、上で述べたことと同等の考え方で、計画的に都市政策が、行われていました。
江戸幕府の時代の、日本の首都江戸です。木造建築物だけで造られた都市で、繰り返し大火事で消失しました。
江戸幕府は、一人の焼死者も出ないように住民を避難させる都市整備を行いました。
そして、消失した地域を速やかに再建させるシステムを作り上げました。
復興の為の公共事業は、ケインズ政策そのものだったでしょう。
江戸幕府は、意図的に、江戸を木造建造物による都市計画で整備したようです。
で、ここからが、この記事の目的です。
今述べたような事を、宇宙空間で行います。重要な目的が、存在しています。
現在、地球への天体衝突の危険が指摘されます。
人類の存亡に関わる問題です。
地球に衝突する天体を、宇宙空間で完全に破壊したり、軌道を変えることになるでしょう。
このプロジェクトに、地球上の全国家の全ての資金力を投入する公共投資は、世界経済を高度成長させる、経済政策になります。
各国政府が、史上空前の規模の国債を発行して、中央銀行に購入させましょう。
中央銀行に、新たな通貨を発行させて、政府に支払わせましょう。
実行されるべきは、予算が許す範囲のプロジェクトでは、ありません。目的を実現させる、財政投資を行わなければ、人類は、天体衝突で滅亡します。
最後に、余談ですが、上で述べた無人都市の軍隊による解体プロジェクトは、最初から無人の土地を選べば、住民を避難する手間が省けます。
例えば、グリーンランドをアメリカかロシアか中国が購入して、そこに中距離弾道ミサイルを配備したケースを想定します。
中距離弾道ミサイルが配備された土地には、最初から住民が住んでいないから、他の国々は、遠慮なく解体プロジェクトを行使できます。
これは、世界経済の大恐慌(Great Depression)を回避させる経済政策です。
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