NO.005 アメリカを立会人として、日本とロシアの平和条約を締結する事を提案します。
日本とロシアの平和条約について、提案しましょう。
アメリカを立会人として、日本とロシアの間に平和条約を締結する。日米安保条約は、日本周辺の情勢の平和的安定を目的の一つとする。この事をロシアは承認し、支持する。
日本国憲法と日米安保条約による、東アジア情勢の平和的安定の原理
アメリカの利益は、世界情勢の平和的安定の中に求められます。アメリカにとっては、日米安保条約は、その為のものです。
日本国憲法は、国連憲章の原則を条文として文章化したものであり、日本国の国連憲章の原則の厳守を宣言するものである。そのように、サンフランシスコ平和条約の前文に示されている。従って、日本は日本国憲法を厳守する。
日米安保条約は、日本の日本国憲法の厳守を前提とするものである事により、ロシアはこれを承認し支持する。
アメリカの意思は、世界情勢の平和的安定であるが故に、日本とロシアの平和条約の成立を支持し、立会人となる。
以上の事は、可能だと思います。
人間の社会は、度重なる戦争の悲劇を、何とかして回避しようと努力を続けてきました。人類社会は、度重なる失敗を繰り返しながら、失敗の度に、修正を試み続けてきました。
第一次世界大戦後の国際連盟も、そうした試みの一つである世界機構だったはずです。
しかし国際連盟も失敗し、第二次世界大戦が起こりました。国際連盟の失敗の原因が研究され、それに基づいて構築された国際連盟の後継としての世界機構が国際連合でした。
国際連盟の後継の世界機構には、責任を負う主体の必要性が必要である事を、当時の指導者達は、痛感したのだと思います。それ故に、原加盟国(original members)と称される国々が責任を負う形をとり、国際連合が創設されたのだと思います。そして、国際連合は、数々の新たなる建設を伴いながら、現在に至るまで運営され続けていると思います。
基本的人権の保障と問題の平和的手段による解決。
この二つを根本理念とする国連憲章の原則を、現在、多くの国連加盟国が共有するに至っています。
以上を根拠として、今述べた、アメリカを立会人とする、日本とロシアの平和条約の成立は、可能と思います。
ロシアの一帯一路(Belt and Road)への参加が、 日本とロシアの平和条約を実現させる。
アメリカは、情勢の平和的安定の中に利益を求める事を望みます。
しかしながら、アメリカはロシアを軍事的脅威として警戒し、仮想敵国として想定します。
しかしながら、ロシアが平和を欲する事が証明されたならば、アメリカはロシアとの平和的な安定した情勢を選択するだろうと思います。
この事が実現する情勢は、ロシアの一帯一路(Belt and Road)への参加でしょう。
一帯一路(Belt and Road)に参加したロシアは、一帯一路(Belt and Road)から経済的利益を得る為に、周辺諸国との友好関係を、積極的に求めるでしょう。
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